============== これは、勿論フィクションです。 =======
俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋をしていたが、時間管理局に『異動』になった。俺の使命は、この未来世界(3026年)から、所謂タイムリープをして逃げた犯人を追って、『悪さ』をしていた場合、逮捕し、局に移送させることだった。殺しはしないが、痛め付けること位は許されている。
今の俺は、『異次元のパトロール警官』。次元の『調整係』だ。
午前9時。時間管理局。
出勤するなり、ボスは言った。
「五十嵐、お前は・・・誘拐、どう思う。」
「許せませんね。許せません。」
「2回言わなくてもいいよ。今回の差異は、誘拐にまつわるものだ。差異が生じたのは、『明の国』。お前が、国のトップと直接交渉して事態を収拾した次元だな。時間軸は、2003年5月20日。当時小学4年生の女の子が誘拐された。以降、類似した事件も発生しているが、目撃された車種も判っているが、目撃者がおらず、迷宮入りした事件だった。両親は報奨金を出したが、決め手になる目撃情報は得られなかった。外国人による拉致とか、野井戸に捨てられたとか色んな説があったようだが。データベースでは、ここまでが真実だ。ところが、『明の国』の年鑑が突然書き変わった。女の子は発見され、事件は解決。変だよね。」
「シッパーが他の時間軸から似た女の子を誘拐して、その時間軸に置き去りにした、ですか。」
「お前さ。頭いいね。かな子に言っておく。」
「ありがとうございます。」
変な義兄だと思いながら、俺はMRIに似た移送装置に横になった。
睡眠学習によると、何十年も探したらしい。可哀想だな。
しかし、似た女の子に『替え玉』は、無理があるな。
2003年。『明の国』。
タイムリープして探したが、替え玉は見つからない。思い切って、1年後に行ってみると、いた。
「オウチとちょっと違う。」
「ああ、引っ越したんだよ。君が眠っている間にね。」
「説得力がないな、誘拐犯。愉快犯かな?」
俺は、奴が振り向いた瞬間、奴の時間を止め、頭の中の情報を読んだ。
そうか。30年後か。
俺は、奴を『保安檻』に送った。
そして、少女の時間軸に跳んだ。
手を引いて、家につれて行った。
「オタクのお子さんですか?」
「ええ。」
「別件で捜査していたら、迷子になっていたようなのでお送りしました。」
「それはどうもありがとうございます。」
俺は、すぐ歩き出し、角を曲がると、未来へ跳んだ。
3026年某月某日。午後5時。時間管理局。
俺はタイムレコーダーシステムに体内時計をスキャンさせた。
アラームが鳴った。
「五十嵐。始末書と報告書、どっちがいい?」
「報告書、かな。」
「すぐ書け。『替え玉』、どうした?」
「送り届けました。」
「じゃ、やっぱり報告書。書いたら帰っていい。」
午後7時。帰宅すると、かな子は、次元管理局の偉いさんに戻っていた。
「五十嵐。始末書と報告書、どっちがいい?」
「報告書、かな。」
俺は文句を言わず、報告書を書いた。
それを読み、どこかへFAXで送ると、かな子は『奥さん』に戻っていた。
「焼き芋食べる?」「うん。」
「焼き芋機買ったの。」
「・・・そう。」
―完―
※平成15年5月20日午後、当時小学4年の吉川友梨さんが下校中の通学路で姿を消した。同級生と離れ、1人になって数分のうちに何者かに連れ去られたとみられる。府警は友梨さんの事件を最大の懸案と位置づけ、これまで延べ約10万6千人の捜査員を投入してきたが、いまだ有力な手掛かりは得られていない。
※〇〇友梨さん誘拐事件。
※友梨さんが消息を絶った付近に、事件をうかがわせる痕跡はなかった。家族らに身代金の要求もない。捜査本部は、わいせつ目的や恨みによる誘拐、交通事故の隠蔽(いんぺい)など、さまざまな動機面から捜査。現場の七山地区全世帯や地区を出入りする業者、病院の通院患者まで聞き込みを徹底した。
※もちろん、土地勘のある性犯罪前歴者らの洗い出しも進めたが、容疑者を絞り込むには至らなかった。友梨さんは今どこで、何をしているのか。糸口にさえ行き着くことができなかった。
※私見です。
亡くなった母が、よくこの事件について「野井戸に捨てられていた」のではないか、と言っていました。
捜査状況は断片的にしか伝わってきていないので、「先入観による見落とし」があったのではないか?」と、私は思っています。
昨今の状況から、誘拐犯が「外国人」の場合は捜査圏外にあるのではないか?と思っています。
俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋をしていたが、時間管理局に『異動』になった。俺の使命は、この未来世界(3026年)から、所謂タイムリープをして逃げた犯人を追って、『悪さ』をしていた場合、逮捕し、局に移送させることだった。殺しはしないが、痛め付けること位は許されている。
今の俺は、『異次元のパトロール警官』。次元の『調整係』だ。
午前9時。時間管理局。
出勤するなり、ボスは言った。
「五十嵐、お前は・・・誘拐、どう思う。」
「許せませんね。許せません。」
「2回言わなくてもいいよ。今回の差異は、誘拐にまつわるものだ。差異が生じたのは、『明の国』。お前が、国のトップと直接交渉して事態を収拾した次元だな。時間軸は、2003年5月20日。当時小学4年生の女の子が誘拐された。以降、類似した事件も発生しているが、目撃された車種も判っているが、目撃者がおらず、迷宮入りした事件だった。両親は報奨金を出したが、決め手になる目撃情報は得られなかった。外国人による拉致とか、野井戸に捨てられたとか色んな説があったようだが。データベースでは、ここまでが真実だ。ところが、『明の国』の年鑑が突然書き変わった。女の子は発見され、事件は解決。変だよね。」
「シッパーが他の時間軸から似た女の子を誘拐して、その時間軸に置き去りにした、ですか。」
「お前さ。頭いいね。かな子に言っておく。」
「ありがとうございます。」
変な義兄だと思いながら、俺はMRIに似た移送装置に横になった。
睡眠学習によると、何十年も探したらしい。可哀想だな。
しかし、似た女の子に『替え玉』は、無理があるな。
2003年。『明の国』。
タイムリープして探したが、替え玉は見つからない。思い切って、1年後に行ってみると、いた。
「オウチとちょっと違う。」
「ああ、引っ越したんだよ。君が眠っている間にね。」
「説得力がないな、誘拐犯。愉快犯かな?」
俺は、奴が振り向いた瞬間、奴の時間を止め、頭の中の情報を読んだ。
そうか。30年後か。
俺は、奴を『保安檻』に送った。
そして、少女の時間軸に跳んだ。
手を引いて、家につれて行った。
「オタクのお子さんですか?」
「ええ。」
「別件で捜査していたら、迷子になっていたようなのでお送りしました。」
「それはどうもありがとうございます。」
俺は、すぐ歩き出し、角を曲がると、未来へ跳んだ。
3026年某月某日。午後5時。時間管理局。
俺はタイムレコーダーシステムに体内時計をスキャンさせた。
アラームが鳴った。
「五十嵐。始末書と報告書、どっちがいい?」
「報告書、かな。」
「すぐ書け。『替え玉』、どうした?」
「送り届けました。」
「じゃ、やっぱり報告書。書いたら帰っていい。」
午後7時。帰宅すると、かな子は、次元管理局の偉いさんに戻っていた。
「五十嵐。始末書と報告書、どっちがいい?」
「報告書、かな。」
俺は文句を言わず、報告書を書いた。
それを読み、どこかへFAXで送ると、かな子は『奥さん』に戻っていた。
「焼き芋食べる?」「うん。」
「焼き芋機買ったの。」
「・・・そう。」
―完―
※平成15年5月20日午後、当時小学4年の吉川友梨さんが下校中の通学路で姿を消した。同級生と離れ、1人になって数分のうちに何者かに連れ去られたとみられる。府警は友梨さんの事件を最大の懸案と位置づけ、これまで延べ約10万6千人の捜査員を投入してきたが、いまだ有力な手掛かりは得られていない。
※〇〇友梨さん誘拐事件。
※友梨さんが消息を絶った付近に、事件をうかがわせる痕跡はなかった。家族らに身代金の要求もない。捜査本部は、わいせつ目的や恨みによる誘拐、交通事故の隠蔽(いんぺい)など、さまざまな動機面から捜査。現場の七山地区全世帯や地区を出入りする業者、病院の通院患者まで聞き込みを徹底した。
※もちろん、土地勘のある性犯罪前歴者らの洗い出しも進めたが、容疑者を絞り込むには至らなかった。友梨さんは今どこで、何をしているのか。糸口にさえ行き着くことができなかった。
※私見です。
亡くなった母が、よくこの事件について「野井戸に捨てられていた」のではないか、と言っていました。
捜査状況は断片的にしか伝わってきていないので、「先入観による見落とし」があったのではないか?」と、私は思っています。
昨今の状況から、誘拐犯が「外国人」の場合は捜査圏外にあるのではないか?と思っています。


