============== これは、勿論フィクションです。 =======
俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋をしていたが、時間管理局に『異動』になった。俺の使命は、この未来世界(3026年)から、所謂タイムリープをして逃げた犯人を追って、『悪さ』をしていた場合、逮捕し、局に移送させることだった。殺しはしないが、痛め付けること位は許されている。
今の俺は、『異次元のパトロール警官』。次元の『調整係』だ。
※前回までのあらすじ。
とんでもない次元、『後の国』に迷い込んだ万3つのグループ。
脱出を手伝ってくれたのは、BFFと名乗る青年だった。
そして、抜け出た先は『戦の国』と呼ばれる次元だった。
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「あれが、見えるかい?見えなくても感じるよね。かなり上空に、2機の円盤がある。乗組員の心を読んで、そこに跳ばしたんだ。今から、それぞれの組織の円盤に跳ばす。そっちのグループと、それ以外、でいいよね。また、会おう。」
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時間管理局の円盤の中。
BFFの言った通り、俺達、時間管理局のグループと元次元管理局のグループ、そして、次元管理局と敵対していたグループが、そこにいた。
俺は、時間管理局の局長に、事態を報告した。
「時間管理局の本局に、応援要請は出してある。そして、シッパーの円盤に向けて『一時休戦』を申し出ている。」
局長は、皆にそう説明した。
「局長。シッパーの本局は、どうするんですか?まだ、親玉の正体も分からないし。」
「向こうの出方を見るしかない。親玉が宇宙人そのものかも知れない。」
「だが、手下は地球人ですよね。アリアの話じゃ巻き込まれたみたいですが。」
「21世紀にあったよね。社会に不満を持つ者が、闇サイトの『お先棒』担がされていた、というのが。その類いかも知れない。親玉が地球人の場合は、そういうギャングの黒幕になっていたことになるが、何故今?という疑問が残るな。」
「何か不都合なことが起こっているのかも知れませんね。」と、力石が意見を言った。
「取り敢えず、小休止してくれ。向こうの円盤の連中も会議しているだろうし。」
円盤内食堂。
皆は、軽食を採っていた
「素朴な疑問なんですけど・・・。」
「言ってみろ、ミミー。」と、愛子は言った。
「あの青年、どうやって、この円盤に来る人と、あっちの円盤に来る人を見分けたのかしら?」
愛子は、ミミーの腕時計を見てから、「桜子。梅子はどんな通信装置を使っていた?」と、桜子に尋ねた。
「これです。」と、桜子は、コンパクトを取り出した。
「答は出たな、ミミー。あの子は、シッパーが通信装置を持っていないことを見抜いた。万華鏡。シッパーの通信装置を見たことがあるか?」
「いいえ。多分、一方通行で・・・そうか。帰還は考慮していないんだ。」と、俺は呟いた。
「3026年に連れ去る場合のみ、ターゲットに発信装置を付けるのかも知れないな。」と、力石は俺に言った。
「さもなくば、円盤に乗り込み、一緒に移動する。こっちの方が堅いな。」と、局長が言った。
1時間半後。キャビンで寛いでおた俺達は、ブリッジに呼び出された。
「敵から通信が入りました。」
スクリーンに、アリアが映った。
「副隊長のマヌによると、シッパーの本部と通信が取れない。帰還することも出来ないようだ。そちらは、どうだ。」
「こちらは、通信可能だ。応援を依頼してある。」と、局長が応え、アンタらのボスは、その本部にいつもいるのか?」と、力石が尋ねた。
「見たことはないんだ。いつも、どこかと通信がつながり、指令が来る。社長は忙しいんだろう、といつも思っていた。実行部隊は、いつもバイトだ。今回は、『間に合わなかった』と言うので、私達正社員が出張った。」
「会社、だったのか。驚いた。」と、俺は呟いた。
とにかく、アリア達は、『排水の陣』だ。
「下の様子は、そちらでも見られるのか?」
局長は、下方の様子をZoomして、スクリーンにワイプした。
「これは!!!!!!!」
下方に見えたのは、『キューブ型』の天体だった。
地球、じゃない。皆は絶句した。
―「その名は時間管理局149」につづくー


