============== これは、勿論フィクションです。 =======
俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋をしていたが、時間管理局に『異動』になった。俺の使命は、この未来世界(3026年)から、所謂タイムリープをして逃げた犯人を追って、『悪さ』をしていた場合、逮捕し、局に移送させることだった。殺しはしないが、痛め付けること位は許されている。
今の俺は、『異次元のパトロール警官』。次元の『調整係』だ。
午前9時。時間管理局。
出勤するなり、ボスは言った。もう力石だと、ばれてるが、変な仮面を着けている。
もう知らん振りするしかない。
「五十嵐、お前は・・・業界に貢献した人物をどう想う?」
「尊敬しかありません。で?差異ですよね。」
「その通りだ。差異が生じたのは、『霧の国』。お前が、元政治家にスパイと人種について学んだ次元だ。時間軸は1974年10月14日。有名なスター野球選手が引退した。後に名監督とも言われ、数々の『賞』を頂いている。紆余曲折もあったようだが。ここまでがデータベースにある真実だ。ところが、『霧の国』の年鑑が変わった。セレモニーの後、行方不明になっている。詰まり、監督時代はまるまる消えた。」
俺はMRIに似た移送装置に寝転がった。
睡眠学習によると、野球少年がプロ野球のトップスターになり、後年監督となり、色んな栄誉ある賞を、国や色んな団体から貰っている。選手引退は、第二の人生のスタート地点だった筈。やりやがったな、シッパー。
1974年10月15日『霧の国』。志摩茂の家の庭。
黒装束の男が佇んでいる。忍者じゃなく、侍っぽい。
「どこの忍者かと思えば、山田さんじゃないですか?」と、俺は声をかけた。」
「万華鏡とやらは、おぬしか。悪さは許さん。成敗してくれる。」
男は、芝居がかっているが、過去から連れてきた刺客か。
頭の中の時間軸を読み、隠れている男を見付けた。
「そこだ!」俺は麻痺銃で撃った。
大袈裟な身振りで倒れたが、シッパーだ。
俺は、すぐに『保安檻』に送った。
「どういうことだ?」俺は、侍を眠らせ、その時間軸に送った。
一緒に跳ぼうとしたが、もう一人いることに気づいたからだ。
「色んな『魔法』が使えるようだな、万華鏡。」
「ああ、イリュージョンは、プリンセス直伝でね。」
「プリンセスだと?」
オンナは姿を見せた。みちるに似ている。
「騙されちゃダメよ。」
本物が姿を見せた。
俺は、迷うことなく、偽物を金縛りにした。
「何故?」「本物は腱鞘炎、なのさ。お前は違う。」
俺は、オンナを『保安檻』に送った。
「万華鏡さん。決戦の時は、お父さまの発明品を持参するわ。奥さんによろしくね。」
みちるは、姿を消した。
3026年某月某日。午後5時。時間管理局。
俺はタイムレコーダーシステムに体内時計をスキャンさせた。
ボスがやってきたので、俺は尋ねた。
「早乙女教授も参加するんですか?」
「ああ、前から協力者だ。」
午後7時。五十嵐家。
「行くぞ、合体!!」
「え?」
「ああ。この炊飯器よ。セパレート出来るの。元に戻すと、2種類炊けるの。」
「あ、そう。でも、そのヘルメット・・・。」
「たまに、爆発するんだって。」
「爆発?」
恐いな。
―完―
※長島茂雄氏は、生前は飛びぬけた実力に加えて圧倒的な人気と知名度を有したため、「国民的スター」と称されることも多かった。現役時代は1958年から1974年までセントラル・リーグの読売ジャイアンツ(巨人)でプレーし、通算17年間で2471安打、444本塁打、1522打点を記録した。
※同時代に活躍した王貞治とともに「ON砲」と称され、2人のバッティングは巨人のV9に貢献した。日本のプロ野球 (NPB) における大卒選手としては史上初の通算400本塁打・2000安打の双方を達成した選手である。現役時代に獲得・受賞した主要タイトル・表彰などは、NPB最多記録となる10回の最多安打、セ・リーグ最多となる首位打者6回、本塁打王2回、打点王5回、最優秀選手 (MVP) 5回など。巨人軍の4番打者としての出場試合数は川上哲治に次ぐ史上2位である。これらの功績を受け、引退後の1988年には野球殿堂競技者表彰を受けている。
※引退後は1975年から1980年まで、また1993年から2001年までの2期にわたって巨人の監督を務め、在任中にリーグ優勝5回(1976年・1977年、1994年、1996年・2000年)と日本シリーズ優勝2回(1994年、2000年)を経験した。2001年から株式会社よみうり(現:株式会社読売巨人軍)の専務取締役および終身名誉監督に就任。2013年に国民栄誉賞を受賞、2021年にはNPB関係者史上初となる文化勲章を受章した。
※2025年6月3日午前6時39分、東京都内の病院で肺炎により死去した。89歳没。


