高天原から戻ると、待ってましたと言わんばかりにお母様がぎゅっと抱きしめてお出迎えしてくれた。
「おかえり、メノウ。きちんとアマテラス様にはお会いできたのね。まぁぁ、素敵な加護を頂いて。これでどこに至って邪なものは近寄ってこれないわ。だって太陽神の加護だものね。良かったわ」
にこにこのお母様に私は太陽神の加護って実はかなり強力なのではというところに思い至る。
きっとめったなことでは加護を贈ることが無いはずで……。
高天原の主神ともいえるお方がアマテラス様なのだから、その加護の威力たるやといったところだろうか。
でも、神様を宿しているみとしては威力の高い立派な加護はやっぱり有難いことだと感謝の気持ちでいるとお母様が一言。
「もう誘拐も、人質も、なにかに利用し寄って輩もその思考回路をもっているだけで近寄れなくなったからとっても安心よ」
とのことである。
安全に守られているようなものらしい。
食堂に辿り着き、お茶とお菓子を頂いているとお父様もやってきて高天原の話をしつつ、しっかりアマテラス様にご挨拶できたことと加護を頂いたことを報告した。
「あぁ、たしかに加護が掛けられているな。私たちが佐彦を連れて行った時以来じゃないか?アマテラス様のご加護は」
なんと旦那さんである佐彦様も幼い時にアマテラス様にご挨拶に行き加護を頂いているのだという。
「アマテラス様は佐彦を気に入ってくださっていて、いい嫁を貰ったらその子も連れてくるようにと言っていたんだ。だからメノウと夫婦になり子までできたこのタイミングで挨拶に行ってもらった。喜んでいただろう?」
そんなお父様の言葉に頷きつつ、答える。
「とても喜んでくれました。お腹の子も良い子になると。高天原と幽世と現世を繋ぐ子になると言っていました。今から会えるのが楽しみです」
私の言葉に家族みんなが頷いてくれて、旦那様の佐彦様は寄り添ってくれる。
やっぱり天宮家に嫁いだことが一番の幸運だと思う。
「さて、高天原旅行は佐彦と楽しめたでしょう。今夜休んだら、次はお父様とお母様と一緒に温泉旅行に行きましょうね」
新婚旅行に行った後は、初めての家族旅行まで用意されていたのには驚いたけれど私は皇都の中の一宮家と天宮家と女学館以外には行ったことがない。
じつは文字通りの箱入り娘だった?と気づいたのだがまぁ、そんな私が初めて外に出るのだ。
楽しみでまるで小学生のように眠れないと思っていたのに、佐彦様の腕に包まれると安心感爆上がりでストーンと寝落ちてしまったのでした。
翌日からの家族旅行に想いを馳せて。
お休みなさい。
すやぁー。
妊婦はいつまでも何度でも寝れる、寝ても寝ても寝れる不思議だなぁと思いつつもスコーンと寝落ちるのは相変わらずなのであった。
「おかえり、メノウ。きちんとアマテラス様にはお会いできたのね。まぁぁ、素敵な加護を頂いて。これでどこに至って邪なものは近寄ってこれないわ。だって太陽神の加護だものね。良かったわ」
にこにこのお母様に私は太陽神の加護って実はかなり強力なのではというところに思い至る。
きっとめったなことでは加護を贈ることが無いはずで……。
高天原の主神ともいえるお方がアマテラス様なのだから、その加護の威力たるやといったところだろうか。
でも、神様を宿しているみとしては威力の高い立派な加護はやっぱり有難いことだと感謝の気持ちでいるとお母様が一言。
「もう誘拐も、人質も、なにかに利用し寄って輩もその思考回路をもっているだけで近寄れなくなったからとっても安心よ」
とのことである。
安全に守られているようなものらしい。
食堂に辿り着き、お茶とお菓子を頂いているとお父様もやってきて高天原の話をしつつ、しっかりアマテラス様にご挨拶できたことと加護を頂いたことを報告した。
「あぁ、たしかに加護が掛けられているな。私たちが佐彦を連れて行った時以来じゃないか?アマテラス様のご加護は」
なんと旦那さんである佐彦様も幼い時にアマテラス様にご挨拶に行き加護を頂いているのだという。
「アマテラス様は佐彦を気に入ってくださっていて、いい嫁を貰ったらその子も連れてくるようにと言っていたんだ。だからメノウと夫婦になり子までできたこのタイミングで挨拶に行ってもらった。喜んでいただろう?」
そんなお父様の言葉に頷きつつ、答える。
「とても喜んでくれました。お腹の子も良い子になると。高天原と幽世と現世を繋ぐ子になると言っていました。今から会えるのが楽しみです」
私の言葉に家族みんなが頷いてくれて、旦那様の佐彦様は寄り添ってくれる。
やっぱり天宮家に嫁いだことが一番の幸運だと思う。
「さて、高天原旅行は佐彦と楽しめたでしょう。今夜休んだら、次はお父様とお母様と一緒に温泉旅行に行きましょうね」
新婚旅行に行った後は、初めての家族旅行まで用意されていたのには驚いたけれど私は皇都の中の一宮家と天宮家と女学館以外には行ったことがない。
じつは文字通りの箱入り娘だった?と気づいたのだがまぁ、そんな私が初めて外に出るのだ。
楽しみでまるで小学生のように眠れないと思っていたのに、佐彦様の腕に包まれると安心感爆上がりでストーンと寝落ちてしまったのでした。
翌日からの家族旅行に想いを馳せて。
お休みなさい。
すやぁー。
妊婦はいつまでも何度でも寝れる、寝ても寝ても寝れる不思議だなぁと思いつつもスコーンと寝落ちるのは相変わらずなのであった。



