天狗の神様の契約花嫁

和風ファンタジー

天狗の神様の契約花嫁
作品番号
1767903
最終更新
2025/12/05
総文字数
10,163
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
 一ノ宮メノウは一ノ宮財閥のご令嬢だったが、父の泰冶には認められていなかった。
 母は五歳の時に亡くなり、その時から邸の離れのにあたる小さな小屋で世話係の女中とその娘と三人で慎ましく暮らしてきた。
 父には後妻がおり、その娘の方が可愛がられ表に出ていたのだ。
 そんな不遇でも、まっすぐに育ったメノウは十七歳の誕生日に縁側で一人月見をしているとそこに降り立ったのは天狗の神様だった。
 これは母の生家白鷗家が繁栄のために古に交わした神様との約束。
 白鷗家に産まれし巫女は神様に嫁ぐこと。
 嫁ぎ先で異能も顕現し、大歓迎で迎えられるメノウ。
 契約結婚だったけれど、それは今までの家族とは違った暖かさに溢れる新しい生活の始まりだった。

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