「大きい!!」
着いたのは露天風呂付き一棟貸し宿。中も広くてみんなで泊まれるから便利だ。
「じゃあ、グループ分けするわね。」
お母さんたちが寝床を決めてきてくれたみたい。広いけどこの人数で泊まると困るからね。
部屋は、それぞれの夫婦、みゆのお姉さん1人部屋、お兄ちゃん達、そして僕とみゆと康太だった。
「お兄ちゃん……。」
康太はお兄ちゃんと一緒に寝れないことを悲しんでいて、僕のお兄ちゃんも僕と寝れないことに文句を言っていたが、お母さんたちには勝てないようだ。
「あ、陽太達、先に温泉入って!」
「はーい。」
しょぼくれた康太と3人で入る。洗い場は1つしかないから順番に洗う。僕とみゆは洗い終わり湯舟に浸かる。
「楽しかったな。」
「うん。」
「海も綺麗だったし。」
2人で海を思い浮かべているとあの事を思い出して笑う。
「ふふ。」
「なんだよ?」
「いや、みゆのあのこけ方面白かった。」
「笑うなよ!あそこは滑るんだよ。」
「そうだね。あのお姉さんも滑ってたし。」
僕は少し嫌味っぽく言う。だってあのお姉さん絶対みゆの優しさ勘違いしてるよ。
「陽太、もしかして嫉妬、してる?」
僕の顔をちらっと見たみゆは頬を緩ませている。嫉妬……?!確かに、嫌だったけど、こんなに心狭かったなんて。
「ご、ごめん。」
「大丈夫。俺は陽太一筋だからまた不安になっったら受け止めるよ。」
僕の濡れた髪を触って頭を撫でる。濡れてるからオールバックしたみゆはいつもより瞳がよく見える。
「陽太、のぼせそうだけど。」
洗い終わった康太が来て僕の表情を見て全てを察したうえで普通に入ってくる。
「パーティーの始まりよ!!」
風呂から上がると両親たちは大騒ぎを始めようとしていた。
「3人はお酒飲まされるから逃げな。」
康太のお兄ちゃんはしっかりしてるため僕らを逃がしてくれた。
「お兄ちゃん。一緒に居たいよ。」
「分かった。後から行くから俺らの部屋にいて。」
康太は僕らには目もむけず手を振って自分のお兄ちゃんの部屋へ向かった。
「ねえ、抱きしめてもいい?」
2人の部屋へ行き。ベッドしかないためベッドに座りくっつく。みゆの匂いを変態かもしれないけど、胸いっぱい嗅ぐ。
「いろんなことあったね。」
色々あった。離れたり、戻ったり、かと思ったら距離が空いたり。もちろん不安がすべて無くなったわけではない。でも伝え合って、愛し合って、分かりあえればまたそばに居られる。というか居たい。
『陽太の隣にいないお前も、お前の隣にいない陽太もダメなんだよ。』
その言葉がその通りだと思う。1人でも生きられるかもしれない。それでも1人では居るよりも心が満たされるんだと思う。
「好きだよ。」
「俺も。」
これからも、自分で覚悟を決めて選んで、後悔しない道を進みたい。
みゆの携帯が通知が来たので目に入り見るとロック画面は寝ている僕だった。
「これって?」
甘い空気だったが気になり指を刺すとみゆは頭をかきながら冗談のようなのりで告げてきた。
「これはね、」
この後改めてどれくらい愛されてるか知ることになった。
end
着いたのは露天風呂付き一棟貸し宿。中も広くてみんなで泊まれるから便利だ。
「じゃあ、グループ分けするわね。」
お母さんたちが寝床を決めてきてくれたみたい。広いけどこの人数で泊まると困るからね。
部屋は、それぞれの夫婦、みゆのお姉さん1人部屋、お兄ちゃん達、そして僕とみゆと康太だった。
「お兄ちゃん……。」
康太はお兄ちゃんと一緒に寝れないことを悲しんでいて、僕のお兄ちゃんも僕と寝れないことに文句を言っていたが、お母さんたちには勝てないようだ。
「あ、陽太達、先に温泉入って!」
「はーい。」
しょぼくれた康太と3人で入る。洗い場は1つしかないから順番に洗う。僕とみゆは洗い終わり湯舟に浸かる。
「楽しかったな。」
「うん。」
「海も綺麗だったし。」
2人で海を思い浮かべているとあの事を思い出して笑う。
「ふふ。」
「なんだよ?」
「いや、みゆのあのこけ方面白かった。」
「笑うなよ!あそこは滑るんだよ。」
「そうだね。あのお姉さんも滑ってたし。」
僕は少し嫌味っぽく言う。だってあのお姉さん絶対みゆの優しさ勘違いしてるよ。
「陽太、もしかして嫉妬、してる?」
僕の顔をちらっと見たみゆは頬を緩ませている。嫉妬……?!確かに、嫌だったけど、こんなに心狭かったなんて。
「ご、ごめん。」
「大丈夫。俺は陽太一筋だからまた不安になっったら受け止めるよ。」
僕の濡れた髪を触って頭を撫でる。濡れてるからオールバックしたみゆはいつもより瞳がよく見える。
「陽太、のぼせそうだけど。」
洗い終わった康太が来て僕の表情を見て全てを察したうえで普通に入ってくる。
「パーティーの始まりよ!!」
風呂から上がると両親たちは大騒ぎを始めようとしていた。
「3人はお酒飲まされるから逃げな。」
康太のお兄ちゃんはしっかりしてるため僕らを逃がしてくれた。
「お兄ちゃん。一緒に居たいよ。」
「分かった。後から行くから俺らの部屋にいて。」
康太は僕らには目もむけず手を振って自分のお兄ちゃんの部屋へ向かった。
「ねえ、抱きしめてもいい?」
2人の部屋へ行き。ベッドしかないためベッドに座りくっつく。みゆの匂いを変態かもしれないけど、胸いっぱい嗅ぐ。
「いろんなことあったね。」
色々あった。離れたり、戻ったり、かと思ったら距離が空いたり。もちろん不安がすべて無くなったわけではない。でも伝え合って、愛し合って、分かりあえればまたそばに居られる。というか居たい。
『陽太の隣にいないお前も、お前の隣にいない陽太もダメなんだよ。』
その言葉がその通りだと思う。1人でも生きられるかもしれない。それでも1人では居るよりも心が満たされるんだと思う。
「好きだよ。」
「俺も。」
これからも、自分で覚悟を決めて選んで、後悔しない道を進みたい。
みゆの携帯が通知が来たので目に入り見るとロック画面は寝ている僕だった。
「これって?」
甘い空気だったが気になり指を刺すとみゆは頭をかきながら冗談のようなのりで告げてきた。
「これはね、」
この後改めてどれくらい愛されてるか知ることになった。
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