きみに会いたい、午前二時。

BL

なつか/著
きみに会いたい、午前二時。
作品番号
1767410
最終更新
2025/12/01
総文字数
9,717
ページ数
2ページ
ステータス
完結
いいね数
3
「――もう一緒の電車に乗れないじゃん」

いつもの通学路、毎朝並んで乗る電車――そんな日常が、もうすぐ終わる。
それなのに、仲の良い後輩・佐久間晃成は、いつの間にか真っすぐな想いを向けてくる存在になっていた。
笑顔でからかう日々、ささいな仕草、ふと見せる不安そうな顔……全部が、胸を締め付ける。

でも、この気持ちに気づいてしまえば、晃成との関係は変わってしまう。
気持ちに蓋もできなくせに、臆病な俺は逃げ出すように登校するのをやめた。

そのまま時間だけが過ぎた、ある日の深夜――。

「先輩に、会いたい」

電話越しに震える声が耳に届いた瞬間、胸の奥の何かが弾けた。
冬の冷たい空気の中、溢れ出す想いのまま俺は走りだしていた。

眠れない冬の夜に会いたい気持ちがあふれ出す――。
まっすぐな後輩×臆病な先輩の青春ピュアBL。
あらすじ
高校卒業を控えた智也は、これまでと同じように部活の後輩・晃成と毎朝同じ電車で登校する日々を過ごしていた。
しかし、卒業が近づくにつれ、“当たり前”だった晃成との時間に終わりが来ることを意識して眠れなくなってしまう。

この気持ちに気づいたら、今までの関係が壊れてしまうかもしれない――。
逃げるように学校に行かなくなった智也に、ある日の深夜、智也から電話がかかってくる。

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