不思議な家(re-build)

 不思議と暗くて重い心持ちにはならなかった。それよりは、どこかすっきりとした、晴天をも思い出させるほどの気持ちになっている。この感情がどこから来るものなのか、理解するには時間が要る。
 私は玄関へと向かうべく階段を降りた。この祖母の秘密を、私は彼女がそうしたようにずっと胸の内に抱えて隠し持っていこうと心を決めた。
 あれはやはり、祖母の秘め事なのだから。