二宮「それなら明日やればいいんじゃないか? ほら、今日はもう真っ暗だ」
二宮さんの言う通り窓の外は真っ暗になっていて、動けそうにはありません。
このまま家に泊まらせてもらって明日ま〇〇村まで連れて行ってもらうのが一番の選択しです。
けれど僕も篤も、さっきから部屋を飛び回っているハエの存在が気になって仕方ありませんでした。
二宮「ほら、お茶をどうぞ。暖かい飲み物は気分が落ち着きますよ」
正直喉は渇いていました。
店主からもらった弁当はタイミングを見て食べていましたが、飲み物は持参していなかったので。
僕が右手を湯呑に伸ばしたときでした。
リビングの奥にある部屋からキィキィと自転車のタイヤが回るような音が聞こえてきたんです。
僕は右手をひっこめて隣の部屋に続く引き戸を注視しました。
ガラス戸の向こう側に確かに人影が揺れています。
隣に座っている篤も知らず、警戒しているのがわかりました。
二宮「万葉、こっちにおいで」
二宮さんの声かけに反応するように戸が一気に半分開きました。
その奥から出てきたのは車椅子に乗った女性。
そしてその周りを無数に飛び回るハエでした。
二宮さんの言う通り窓の外は真っ暗になっていて、動けそうにはありません。
このまま家に泊まらせてもらって明日ま〇〇村まで連れて行ってもらうのが一番の選択しです。
けれど僕も篤も、さっきから部屋を飛び回っているハエの存在が気になって仕方ありませんでした。
二宮「ほら、お茶をどうぞ。暖かい飲み物は気分が落ち着きますよ」
正直喉は渇いていました。
店主からもらった弁当はタイミングを見て食べていましたが、飲み物は持参していなかったので。
僕が右手を湯呑に伸ばしたときでした。
リビングの奥にある部屋からキィキィと自転車のタイヤが回るような音が聞こえてきたんです。
僕は右手をひっこめて隣の部屋に続く引き戸を注視しました。
ガラス戸の向こう側に確かに人影が揺れています。
隣に座っている篤も知らず、警戒しているのがわかりました。
二宮「万葉、こっちにおいで」
二宮さんの声かけに反応するように戸が一気に半分開きました。
その奥から出てきたのは車椅子に乗った女性。
そしてその周りを無数に飛び回るハエでした。



