玄関先で首を吊った女がいるんだとか

謎を解いた瞬間頭の中が真っ白になった。
にのみや。
にのみやだって?

篤「嘘だろ。こんな苗字いくらでもあるし、さすがに人違いだって」

そう言いながらも篤の笑顔は引きつっています。
僕と同じ思考に行きついているのは明白でした。
とにかく、この女の名前はにのみや かずは。
もしかしたら車椅子の女かもしれない人物です。

僕「ヒントはあったから、早くここから出よう」