「青先輩は、きっと俺を好きになります!」

 彼にそう宣言されてから、僕はほどなく……彼に落ちた。

 今となっては、いつからの運命だったのか、偶然の出会いだったのか、神様のいたずらだったのか……なんて思うけど、それでも、彼との出会いは必然だったのだろう。

 見た目とはかけ離れた彼のグイグイくる性格は、常に自信がない僕からみればとても羨ましく、僕に無いものを持っている彼を尊敬もしている。

 そんな彼との出会いは……。