ギャルっ娘パラダイス♪ 〜堅物女子高教師から異世界勇者に転生したオレに美人で極上ボディの異世界ギャルたちを連れてエッチでウハウハなハーレム旅をしろだと? よろこんで!〜

「失礼します、徹平さま」

 全ての手配を終えたステラが、お盆を片手に執務室に入ってきた。
 ソファにぐったりと腰かけているオレを見たステラが、ティーカップをソファテーブルに置く。

「ありがとう、ステラ。気が利くな」

 オレは自分の分のティーカップを手にし、一口、口に含んだ。
 温かい。ほんのり甘くて落ちつく。

「お疲れさまでした、徹平さま。フィオナさんと赤ちゃんは無事です。今はお医者さまについてもらっておりますし、明日の昼にはカルナックス本国より医師団も到着します。リーサさんとユリーシャさんも疲れたようで自室で休んでおります。何かあっても対応できるよう私の薔薇の騎士団(ミリタスロザィエ)が傍で控えておりますので、徹平さまも安心して休んでください」
「そうか。さすがステラだ。キミの存在がありがたい」

 オレの正面のソファに座ったリーサが、微笑みながらティーカップを持つ。
 こういう時の脚のそろえ方がホント綺麗なんだよな、ステラは。

「そろそろ将来のこと、考えていただけませんか? 徹平さま」
「その話か……。分かった分かった。正直に言おう。そうだ。オレは確かにキミが好きだ。キミは美しく、それでいてとても聡明だ。仕事の補助も完璧だし……いや、そういう才能の部分をさておいても、キミはオレの好みにピッタリだ。オレはキミに惹かれている」
「本当ですの!? 嬉しい!」
 
 ステラのバックで、パっと薔薇がほころぶ。
 その笑顔から光がこぼれているような気までする。
 くっそ、綺麗だなぁ。

「だが……」

 オレはソファテーブルにそっとティーカップを置いた。

「フィオナがオレの子を産んだ。リーサとユリーシャも続いて子供を産んでくれるだろう。言うまでもなく、オレはあの子たちを愛している。そんな時に新たにキミを妻として迎えるのはどうなんだろう。彼女たちを苦しめることにならないだろうか」

 ステラがそっと紅茶を口に含んだ。

「そう言われるだろうと思って、三人の意思確認は済ませておきました」
「な、なんて!?」
「気持ちとしては複雑だけど、王妃をやれる器じゃないから政治に関わるのは勘弁して欲しいそうです。そこで(わたくし)が側室の話をしたら、皆喜んで乗ってくれましたわ。具体的には、後宮の片隅に母子で暮らせる家をそれぞれ用意して欲しいそうです。彼女たちらしいですわね」

 そうか、やっぱりあの子たちは普通のお嫁さんになることを望んでいるのか。
 魔王を倒して、自分たちの役割が終わったと思っているのだろう。

「一応、勇者さまの作る国なので、側室宮といえどもそれなりに豪奢な建物になってしまいますが、それは了承していただきましょう。ちなみにこちらはすでに着工を開始しております。完成するまでは、今まで通り宮殿内の一室に住んでいただきますが」
「そうか。何から何まですまないな、ステラ」
「いいえ。どういたしまして」

 ステラが嬉しそうに微笑む。

「なぜそんな笑顔になる?」
「あら、惚れた殿方に好きだと言われて嫌な顔をする女なんていませんわよ?」

 ズキューーン!!

 文句のつけようもない、見事なくらい華麗なウィンクが飛んできて、オレのハートを一瞬で撃ち抜いた。
 くっそぅ。何から何までいちいち可愛らしいなぁ、もう!!

「ではそういうことで」

 ステラはソファから立ち上がるとその場でローファーを脱ぎ、続いて履いていたオーバーニーソックスもひょいひょいと脱ぎ捨ててソファに放った。
 何が起こったかと目が固まるオレの目の前で着ていたセーラー服をパサっと脱ぐと、ステラは真っ白なランジェリー姿になった。

 現れたのは、三人娘に負けず劣らずの、出るとこ出て引っ込むところ引っ込んだわがままボディだ。
 伯爵令嬢ながら自分の騎士団を率いていたのは伊達じゃないってことか。

 そんな絶品ボディを覆うは、繊細なレースがふんだんに(ほどこ)された純白のランジェリーだ。
 その光沢具合から推察するに、こいつはシルクだ。どう見ても最高級品だ。
 ステラはソファに座るオレに(またが)ると、オレの両手を自分の尻へと導いた。

 なんだと? こいつ、Tバックを履いていやがるのか!? しかも、なんて滑らかな尻なんだ。ヤバい、まんまと術中にハマってしまった。ステラの尻から手が離せない!

 目を白黒させながらステラの尻を支えるオレの首に、ステラは黙って両腕を絡めた。
 眼鏡越しに見える涼やかな瞳。
 わずかに開いた、濡れたように光る唇。
 そのあまりの色気に思わず喉が鳴る。

 三人娘も極上品だったが、ステラはあれをさらに上回っている。
 あぁ、この最高級品を思うがままにむさぼれたら!
 もう駄目だ。限界。オレさま、陥落寸前。

「す、ステラ……さん?」
「……欲しい?」
「ほ、欲しい! もんのすごく欲しい!!」

 オレはステラの妖艶な笑みに、ヘッドバンギング並みに激しく頷いた。
 まるで、おあずけを食らった犬だ。
 だってこんなの無理だってば!!

「……奥さんにしてくれる?」
「する! する! なってください!!」
「じゃあ、ちゃんとプロポーズして?」
「好きだぁぁぁぁあ!! オレと結婚してくださぁぁぁぁあい!!」

 思わず絶叫してしまう。

 ステラはオレの絶叫プロポーズに満面の笑みを浮かべると、パチンとブラジャーのホックを外し、ブラを室内に放った。
 オレのすぐ目の前に、ぷるんと揺れて現れた胸の迫力たるや!
 なんたる美乳! 至高の巨乳! けしからん乳だ! あぁもう、辛抱たまらん!!

「三人の身体を気遣ってしばらくしていなかったから辛かったでしょう? 今日は思いのたけを存分にぶつけていいんですのよ? ぜーんぶ、私が受け止めて差し上げますから」
「うぉぉぉぉぉぉぉ! ステラああぁぁぁぁあぁぁああ!!」
「きゃぁぁぁぁ♡」

 オレはランジェリー姿で嬌声(きょうせい)を上げるステラを駅弁スタイルで持ち上げると、そのままソファに押し倒した。

「もう許さん! 許さんからな! やめてって言われても絶対やめんぞ! 欲しくて欲しくてたまらなかったのを、ずっと! ずっと! ずーーーっと我慢してきたんだからな! 覚悟しろぉぉぉぉぉ!!」
「あぁん! 来て、あ・な・た♡」

 ステラはオレの耳元に口を寄せると、そっと呟いた。 
 その瞬間、オレはケダモノになった……。

 ◇◆◇◆◇

 こうしてオレの冒険は終わった。
 これから先、新生カリクトゥス王国がどうなったのかは、また別の機会に語らせてもらうこととしよう。
 とりあえず、カノージンの爺さんと違って正妻側室合わせて子供だけは沢山生まれたから、オレの血筋が絶えることはないであろうことだけは伝えておく。

 これが元女子高教師のオレ、藤ヶ谷徹平(ふじがやてっぺい)が異世界アストラーゼにおいて(おこな)った、魔王討伐の顛末(てんまつ)だ。


 END