その通りだった。けれど、私は今回は一人で出席しようと思っていた。落ち着くまで一緒に行くと言ってくれていた、イーサンには知らせないまま。
おそらくは彼はこの前に夜会に出席出来た時に頼った誰かから、その情報を知ったのだろう。
「そんな……困った顔を、しないでください。よくわからない理由で、気まずい思いをするのなら、俺がお助けしたいと思っただけなんです……馬車でお迎えに来た方が良いですか?」
イーサンは手を差し出したので、私は反射的にその手を取った。
「いえ! それは、大丈夫よ。夜会会場前で、待ち合わせましょう」
私をドナルドと結婚させたい叔父に、馬車で迎えに来てくれるほどの仲の男性が居ると知られてしまえば、色々と面倒なことになってしまうだろう。
「それでは、明日は夜会会場でお待ちしております」
彼は手を取りキスの擦りをする時に、小声であの呪文を呟いたのか、虹色の光が室内に満ちた。
「……おやすみなさい。イーサン」
「おやすみなさい」
彼は微笑んでいつものように鍵を閉めるように注意してから、身を翻してバルコニーへと出ていった。
おそらくは彼はこの前に夜会に出席出来た時に頼った誰かから、その情報を知ったのだろう。
「そんな……困った顔を、しないでください。よくわからない理由で、気まずい思いをするのなら、俺がお助けしたいと思っただけなんです……馬車でお迎えに来た方が良いですか?」
イーサンは手を差し出したので、私は反射的にその手を取った。
「いえ! それは、大丈夫よ。夜会会場前で、待ち合わせましょう」
私をドナルドと結婚させたい叔父に、馬車で迎えに来てくれるほどの仲の男性が居ると知られてしまえば、色々と面倒なことになってしまうだろう。
「それでは、明日は夜会会場でお待ちしております」
彼は手を取りキスの擦りをする時に、小声であの呪文を呟いたのか、虹色の光が室内に満ちた。
「……おやすみなさい。イーサン」
「おやすみなさい」
彼は微笑んでいつものように鍵を閉めるように注意してから、身を翻してバルコニーへと出ていった。



