それは、一人の騎士としては、その他よりもかなり優位性(アドバンテージ)を持っていると言えるのかもしれない。
……だから、きっと彼は仕える国王からあり得ないとも言える自由を勝ち取れるくらいの実績を上げることが出来たのだわ。
「その……レティシア様」
「はい?」
イーサンが軽く身を引いたので、私は彼に近づき過ぎていたことに気がついた。
「まあ……ごめんなさい。近かったわよね」
そうしようと思ってそうした訳ではないけれど、背の高い彼の瞳の中を覗き込むように見上げていて、彼への距離が近くなり過ぎていたのだ。
「いえいえ。大丈夫ですよ。この目は他の人と違っていることは、自分もわかっていますので……」
「ええ。とても綺麗な緑色だわ。イーサンに初めて会った時から、気になっていたの。けれど、精霊が棲んでいると聞いて、納得したわ」
「そのようにお褒めいただいて、恐縮です……そういえば、レティシア様。明日、国王陛下主催の夜会があるそうですね。俺も一緒に出席させていただいても?」
「あ……あの」
私は思いもしなかった彼の言葉を聞いて、口を両手で押さえた。
……だから、きっと彼は仕える国王からあり得ないとも言える自由を勝ち取れるくらいの実績を上げることが出来たのだわ。
「その……レティシア様」
「はい?」
イーサンが軽く身を引いたので、私は彼に近づき過ぎていたことに気がついた。
「まあ……ごめんなさい。近かったわよね」
そうしようと思ってそうした訳ではないけれど、背の高い彼の瞳の中を覗き込むように見上げていて、彼への距離が近くなり過ぎていたのだ。
「いえいえ。大丈夫ですよ。この目は他の人と違っていることは、自分もわかっていますので……」
「ええ。とても綺麗な緑色だわ。イーサンに初めて会った時から、気になっていたの。けれど、精霊が棲んでいると聞いて、納得したわ」
「そのようにお褒めいただいて、恐縮です……そういえば、レティシア様。明日、国王陛下主催の夜会があるそうですね。俺も一緒に出席させていただいても?」
「あ……あの」
私は思いもしなかった彼の言葉を聞いて、口を両手で押さえた。



