「そうなの。私の友人が彼の事をお慕いしていて……私も、何故自分が彼から誘われたか、わからなくて……」
「それは、レティシア様が魅力的だからでは?」
イーサンの目は揶揄うでもなく、透き通り優しい光を湛えたままだ。そんな彼に安心した私は胸に手を当てて、首を横に振った。
「いいえ。私は自分のことは、一番にわかっているわ。王族であるオルランド様から、真っ先に声を掛けられるような外見をしていないもの」
そうだ。それはわかっている。クラウディアからどうしてだと責められても、自分に魅力があるからだと自信を持って言い返せたら良かったのだけど。
……それは、どうしてもできなかった。
「あの、そうやって……あまり、自分に呪いをかけない方が良いですよ。レティシア様」
イーサンは微笑んでいた。不思議だ。この人はどうして、こんなにも優しいのだろう。
まだ、私たちは出会ったばかりなのに。
ああ……初対面で、泣いているところを見せてしまったせいかもしれない。優しいからどうにかしたいと考えてくれたのかもしれない。
「イーサンは……」
「はい」
「それは、レティシア様が魅力的だからでは?」
イーサンの目は揶揄うでもなく、透き通り優しい光を湛えたままだ。そんな彼に安心した私は胸に手を当てて、首を横に振った。
「いいえ。私は自分のことは、一番にわかっているわ。王族であるオルランド様から、真っ先に声を掛けられるような外見をしていないもの」
そうだ。それはわかっている。クラウディアからどうしてだと責められても、自分に魅力があるからだと自信を持って言い返せたら良かったのだけど。
……それは、どうしてもできなかった。
「あの、そうやって……あまり、自分に呪いをかけない方が良いですよ。レティシア様」
イーサンは微笑んでいた。不思議だ。この人はどうして、こんなにも優しいのだろう。
まだ、私たちは出会ったばかりなのに。
ああ……初対面で、泣いているところを見せてしまったせいかもしれない。優しいからどうにかしたいと考えてくれたのかもしれない。
「イーサンは……」
「はい」



