一瞬だけクラウディアではないかと期待してしまったけれど、宛名を見れば国王陛下の名前が書かれた一週間後にある夜会の招待状だ。
これは……体調不良を理由に、欠席してしまう訳にもいかない。
私たち貴族は国王陛下より数々の特権を許されているのだから、彼の招待を受けたのだから、余程の理由がなければ欠席することは許されない。
とりあえず夜会へと出てから、頃合いを見計らって帰るしかない。
あの噂が落ち着くまでは、あまりにもすぐ過ぎるし……その間は、針の筵だろうけれど。
そして、時間が過ぎて、夜が来て……また、私の部屋のバルコニーに通ずる扉が叩かれた。
彼らのパーティは三人組だし、ただ私の元に来るだけなら、誰が来ても良いはずなのだ。
けれど、その時の私はなんとなく金髪のイーサンがまた来たと予感がしたし、扉が開いて背の高い彼の姿が見えれば『やっぱり』と、そう思って微笑んだ。
「こんばんは」
服にいくつも道具をしまうポケットがついた冒険者らしい格好をしたイーサンは、周囲を窺いながら室内へと入って来た。
これは……体調不良を理由に、欠席してしまう訳にもいかない。
私たち貴族は国王陛下より数々の特権を許されているのだから、彼の招待を受けたのだから、余程の理由がなければ欠席することは許されない。
とりあえず夜会へと出てから、頃合いを見計らって帰るしかない。
あの噂が落ち着くまでは、あまりにもすぐ過ぎるし……その間は、針の筵だろうけれど。
そして、時間が過ぎて、夜が来て……また、私の部屋のバルコニーに通ずる扉が叩かれた。
彼らのパーティは三人組だし、ただ私の元に来るだけなら、誰が来ても良いはずなのだ。
けれど、その時の私はなんとなく金髪のイーサンがまた来たと予感がしたし、扉が開いて背の高い彼の姿が見えれば『やっぱり』と、そう思って微笑んだ。
「こんばんは」
服にいくつも道具をしまうポケットがついた冒険者らしい格好をしたイーサンは、周囲を窺いながら室内へと入って来た。



