説明を聞いた私はもう、この状況で何をどう言って良いのか、まるでわからなかった。
……貴族が平民を殺しても良いというわけではないけれど、あからさまな犯行が、調査の末に有耶無耶になってしまうことは確かだった。クラウディアも冒険者三人を殺してしまっても、身分でどうにか言い逃れるつもりだったのかもしれない。
クラウディアが私のことを恨んでしまう理由は、それ自体は理解出来る。けれど、何故この三人に毒薬を飲ませることになるのか……本当にわからないのだ。
「……レティシア。婚約をするんですって? しかも、隣国の大貴族と」
「クラウディア……確かにそれはそうだけど、これは、どういうことなの? 一体、どうして彼らに毒を?」
クラウディアとイーサンたちに、何かの接点があったようには思えない。ましてや、彼らを殺したいと思う動機なんて思いつかない。
「貴方が親しげにしているSランク冒険者たちが居ると聞いたの。まさか、その中の一人が婚約者だとは知らなかったけれど……貴女が傷つけば良いと思ったのよ。そのまま不幸なままで、居て欲しかったから」
「……クラウディア。どうして……」
……貴族が平民を殺しても良いというわけではないけれど、あからさまな犯行が、調査の末に有耶無耶になってしまうことは確かだった。クラウディアも冒険者三人を殺してしまっても、身分でどうにか言い逃れるつもりだったのかもしれない。
クラウディアが私のことを恨んでしまう理由は、それ自体は理解出来る。けれど、何故この三人に毒薬を飲ませることになるのか……本当にわからないのだ。
「……レティシア。婚約をするんですって? しかも、隣国の大貴族と」
「クラウディア……確かにそれはそうだけど、これは、どういうことなの? 一体、どうして彼らに毒を?」
クラウディアとイーサンたちに、何かの接点があったようには思えない。ましてや、彼らを殺したいと思う動機なんて思いつかない。
「貴方が親しげにしているSランク冒険者たちが居ると聞いたの。まさか、その中の一人が婚約者だとは知らなかったけれど……貴女が傷つけば良いと思ったのよ。そのまま不幸なままで、居て欲しかったから」
「……クラウディア。どうして……」



