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「もし私がフレッドの事を好いているかもしれないって言ったら…、フレッドは迷惑に思う?」
図書館からの帰路、そして屋敷に帰って来てアフタヌーンティーの時間になりルエお手製のクッキーを前にしても、アンリの表情は浮かないままだった。いつもなら甘いモノを口にした瞬間、特段幸せそうな表情を見せてくれるというのに。
もしや体調が優れないのではと心配になっていると、何の前触れも無くアンリは俯きがちに聞き出す。
一瞬、何を言われたのか理解できなかったが、聞き返す前に「私、フレッドの事が好きみたい」と今度は綺麗なブルーの瞳でフレッドの目を見つめながら言う。
「えっと…、ごめん。私…」
アンリはすぐにハッとすると顔を青くして狼狽し始める。だが、アンリに想いを寄せられて、ましてや気持ちを伝えられて迷惑に思うわけがない。
「迷惑じゃないよ」
そう言ってみるが、アンリの瞳には薄らと涙が浮かんでいる。アンリは今まで人を好きになったことが無いと言っていたし、自分でもどうすれば良いのか、分からないのだろう。
だからこそ、同じ気持ちだという事がしっかりと伝わるように、アンリを諭すように再び口を開く。
「アンリに好かれて迷惑なわけが無いよ。むしろ僕からもっと早くに伝えるべきだった。僕にとってアンリは誰よりも大切でかけがえのない人なんだ。ごめんね、僕は弱虫だから好きだって伝えるのが怖くて…」
本当は気持ちを自覚した時点で、僕から打ち明けるべきだった。もし気持ちを伝えてアンリに距離を置かれてしまったらと、余計な心配をして気持ちを内側に秘め続けたせいで、目の前の大切な人にこんな表情をさせてしまった。
フレッドが思っていた事を全て打ち明けると、アンリは目を見開いた後、目元に溜まっていた綺麗な雫を流し、これまで見た中で一番可愛らしい表情で笑ってみせる。
「アンリ、好きだよ。僕もアンリのこと、他の誰にも取られたくない」
「もし私がフレッドの事を好いているかもしれないって言ったら…、フレッドは迷惑に思う?」
図書館からの帰路、そして屋敷に帰って来てアフタヌーンティーの時間になりルエお手製のクッキーを前にしても、アンリの表情は浮かないままだった。いつもなら甘いモノを口にした瞬間、特段幸せそうな表情を見せてくれるというのに。
もしや体調が優れないのではと心配になっていると、何の前触れも無くアンリは俯きがちに聞き出す。
一瞬、何を言われたのか理解できなかったが、聞き返す前に「私、フレッドの事が好きみたい」と今度は綺麗なブルーの瞳でフレッドの目を見つめながら言う。
「えっと…、ごめん。私…」
アンリはすぐにハッとすると顔を青くして狼狽し始める。だが、アンリに想いを寄せられて、ましてや気持ちを伝えられて迷惑に思うわけがない。
「迷惑じゃないよ」
そう言ってみるが、アンリの瞳には薄らと涙が浮かんでいる。アンリは今まで人を好きになったことが無いと言っていたし、自分でもどうすれば良いのか、分からないのだろう。
だからこそ、同じ気持ちだという事がしっかりと伝わるように、アンリを諭すように再び口を開く。
「アンリに好かれて迷惑なわけが無いよ。むしろ僕からもっと早くに伝えるべきだった。僕にとってアンリは誰よりも大切でかけがえのない人なんだ。ごめんね、僕は弱虫だから好きだって伝えるのが怖くて…」
本当は気持ちを自覚した時点で、僕から打ち明けるべきだった。もし気持ちを伝えてアンリに距離を置かれてしまったらと、余計な心配をして気持ちを内側に秘め続けたせいで、目の前の大切な人にこんな表情をさせてしまった。
フレッドが思っていた事を全て打ち明けると、アンリは目を見開いた後、目元に溜まっていた綺麗な雫を流し、これまで見た中で一番可愛らしい表情で笑ってみせる。
「アンリ、好きだよ。僕もアンリのこと、他の誰にも取られたくない」

