おそるおそる尋ねると、自らの希望で両手の自由と視覚を封じたジェイドさんは大きく頷いた。

「大丈夫だ。ラヴィ二ア。このままで待って居るから、君はゆっくりしてくれて良い」

 ……そうだった! 私だって服を脱がないと、何も始まらない……私は慌てて胸にあったリボンを解き、彼と同じ下着姿になった。

 震える手を逆の手で握りしめて、落ち着かせる……接触範囲をこれで、増やすことが出来る。

 ジェイドさんの竜が何処に居るか、私の持つ天啓で彼の中にある契約から探ることが出来るはずよ。