「そうそう。あれは造って貰ったやつだけど、この場所は俺しか知らないからね~……それに、よしんば場所がわかっても、来られないから。助けを待って居ても、それは無駄だよ」
「無駄なのかは、わからないです!」
ヨシュアさんは絶対に誰もここには来られないと、そう言いたいみたいだけど、ジェイドさんは『必ず助けに行く』と約束してくれた。
私はジェイドさんを信じているし、彼がどれだけ凄い竜騎士なのかも知っている。竜位7位のブリューナグと、契約出来るほどの人なのだ。
ヨシュアさんが無駄だ無理だと言ったとて、ジェイドさんならやってくれるかもしれないと思える。
「そう? 俺はそれは無駄だと思うけど……しかもここに万が一来られたからって、帰りはどうすんの。俺は送らないよ。送るわけないのは、理解してる?」
「……送らなくて良いですよ! もちろん」
私だって誘拐犯に帰り道を送れなんて、絶対望まないよー!
「ははは。お姉さん、本当に可愛いね。俺に媚びを売ってくる日が、なんだか楽しみだな」
「媚びなんて、売りません!」
「無駄なのかは、わからないです!」
ヨシュアさんは絶対に誰もここには来られないと、そう言いたいみたいだけど、ジェイドさんは『必ず助けに行く』と約束してくれた。
私はジェイドさんを信じているし、彼がどれだけ凄い竜騎士なのかも知っている。竜位7位のブリューナグと、契約出来るほどの人なのだ。
ヨシュアさんが無駄だ無理だと言ったとて、ジェイドさんならやってくれるかもしれないと思える。
「そう? 俺はそれは無駄だと思うけど……しかもここに万が一来られたからって、帰りはどうすんの。俺は送らないよ。送るわけないのは、理解してる?」
「……送らなくて良いですよ! もちろん」
私だって誘拐犯に帰り道を送れなんて、絶対望まないよー!
「ははは。お姉さん、本当に可愛いね。俺に媚びを売ってくる日が、なんだか楽しみだな」
「媚びなんて、売りません!」



