なんで? どうして……? ジェイドさん、いきなり変わったよね……?
「俺は恋愛対象ではないと、何度も何度も言っていたし……だから、望む通り適切な距離を取っていたのに。ラヴィ二ア」
ジェイドさんは私へと一歩踏み出し、距離を詰めた……けど、私は一歩下がらなかった。
その理由は……いえ、理由なんて要らないけど。
「その……」
それは……そうだけど、別に心変わりしてはいけないって法律ないでしょう?
確かに、王子様と結婚する予定だったんだけど、予定は常に未定っていうか……別に竜騎士と結婚に予定変更しても良いかなって……お父様よりジェイドさんかなって。
「……良い? 君にキスをするよ。ラヴィ二ア。これは、仕事上でのことだけど……続きは今夜の宴会終わりにゆっくり話そう」
間近でじっと見つめるジェイドさんにそう問いかけられ、私は何も言えずに彼へと大きく頷いた。
「俺は恋愛対象ではないと、何度も何度も言っていたし……だから、望む通り適切な距離を取っていたのに。ラヴィ二ア」
ジェイドさんは私へと一歩踏み出し、距離を詰めた……けど、私は一歩下がらなかった。
その理由は……いえ、理由なんて要らないけど。
「その……」
それは……そうだけど、別に心変わりしてはいけないって法律ないでしょう?
確かに、王子様と結婚する予定だったんだけど、予定は常に未定っていうか……別に竜騎士と結婚に予定変更しても良いかなって……お父様よりジェイドさんかなって。
「……良い? 君にキスをするよ。ラヴィ二ア。これは、仕事上でのことだけど……続きは今夜の宴会終わりにゆっくり話そう」
間近でじっと見つめるジェイドさんにそう問いかけられ、私は何も言えずに彼へと大きく頷いた。



