ジョサイアは綺麗な顔でにっこりと微笑むけど、心中は「もっと彼女を見ていたかったのに」と思っていることが丸わかりよ。
これって私は誰を見ているか知っているからわかることで、彼はがっかりしていても、絶対に私には悟らせない……ようにしている。
ジョサイアは、完璧な婚約者だ。
よくある王家の血を引く貴族と言っても、王女の降嫁先で生まれた王の従兄弟にあたる直系に近いものだし、姿形は整い貴族学校でも首席、極め付けは王の側近という立場。
幼い頃から彼の婚約者である私は良く羨望の的になり、その立場になりたかった女性に良く妬まれる。苦労したものだと言いたいところだけど、それほど嫌な思いはしていない。
別に周囲に何言われたって、私は私のことを好きだし、好きに言えば良いと思うもの。
けど、ジョサイアはそんな婚約者私をさておき、とある女性に片思いをしている。
今だって踊っているのに、誰かに視線を取られている。
……精神的な浮気ならば、罪はないので別に良いと思ってる?
これって私は誰を見ているか知っているからわかることで、彼はがっかりしていても、絶対に私には悟らせない……ようにしている。
ジョサイアは、完璧な婚約者だ。
よくある王家の血を引く貴族と言っても、王女の降嫁先で生まれた王の従兄弟にあたる直系に近いものだし、姿形は整い貴族学校でも首席、極め付けは王の側近という立場。
幼い頃から彼の婚約者である私は良く羨望の的になり、その立場になりたかった女性に良く妬まれる。苦労したものだと言いたいところだけど、それほど嫌な思いはしていない。
別に周囲に何言われたって、私は私のことを好きだし、好きに言えば良いと思うもの。
けど、ジョサイアはそんな婚約者私をさておき、とある女性に片思いをしている。
今だって踊っているのに、誰かに視線を取られている。
……精神的な浮気ならば、罪はないので別に良いと思ってる?



