「……そうです。アルベルトはいずれ王になる立場なので、同年代の集まりと言えど、そこで軽々しく馴れ合うようなことは許されません。側近と呼ばれる僕らも彼同様に、楽しそうに盛り上がる集まりに参加することを我慢をしていました。けれど、そんな君を初めて見た時から、僕はどんな時もレニエラが気になってしまって、仕方なかったんです。君の姿が見えないかと、自然と目がいつも探してしまうようになりました。また泣いていないか……気になって」
「あの……ここで私がなんて言えば良いか、わからないんですけど……そう言ってもらえて、すごく嬉しいです」
結婚した夫が自分を見初めた話を聞くなんて、私の人生の中で起こるなんて思ってもみなかった。
「……良かった。嫌がられなくて、良かったです」
ジョサイアにこんな風に告白されて、嫌がるような女の子なんて居るのかしら。思いつかないけど、世界は広いし懸命に探せば、どこかには存在しているかもしれない。
ただ、私は違うけど。
「……あ。これも、聞きたかったです。オフィーリア様には、私のことが好きだと、自分から伝えたんですか?」
「あの……ここで私がなんて言えば良いか、わからないんですけど……そう言ってもらえて、すごく嬉しいです」
結婚した夫が自分を見初めた話を聞くなんて、私の人生の中で起こるなんて思ってもみなかった。
「……良かった。嫌がられなくて、良かったです」
ジョサイアにこんな風に告白されて、嫌がるような女の子なんて居るのかしら。思いつかないけど、世界は広いし懸命に探せば、どこかには存在しているかもしれない。
ただ、私は違うけど。
「……あ。これも、聞きたかったです。オフィーリア様には、私のことが好きだと、自分から伝えたんですか?」



