けれど、私がヒルデガードを邸に入れるという判断を下したから、クウェンティンは、それを叶えてくれていたのだ。
「ええ。その通りです。生かしても延々と罪を犯すのならば、誰も居ない場所に幽閉するか殺すかの二択しか選択肢はありません」
「そうだ。ブランシュ。血の繋がった兄の俺が言うのもなんだが、あいつは本当に生かしておいても罪を犯し続けるどうしようもない奴なんだ」
二人からここまで言われると、止めている私の方がおかしいのかもしれないと思って少々悩んでしまった。
「ええ。その通りです。生かしても延々と罪を犯すのならば、誰も居ない場所に幽閉するか殺すかの二択しか選択肢はありません」
「そうだ。ブランシュ。血の繋がった兄の俺が言うのもなんだが、あいつは本当に生かしておいても罪を犯し続けるどうしようもない奴なんだ」
二人からここまで言われると、止めている私の方がおかしいのかもしれないと思って少々悩んでしまった。



