私がその部屋に入った瞬間、凍り付いたところと、湧き上がったところと



なんだか二種類の空気を感じた。



でも悪くない。


なんでだろ。


なんか知ってる・・・?



でも私は初めて逢う人たちだし・・・・。


「あ、あの、・・・・・」


きょどっていると、後ろからルーカスが来た。



「なんやねん。みんな喜べ。姫が起きたんだぞーー」


その中でも小さな小さな子供が、私のところまできた。

「あの、あ・・・あの、姫様。私は・・・オークです」

「え、あ、私はフィンです・・・・」

「・・・・///」