・・・・・んん・・・・・


なんか生暖かいものが、ほっぺたにあたる。


指でこすれば、「ん」と声がした。



慌てて目を覚ますと、目の前にはあのチャラいさみしがり屋な男性がいた。



「っきゃっ・・・!!!!」


なに!!??

あれ!!??



「んあー・・・・なんや、姫起きたんか」

「な!!??ひっ!!??」

「おいーー。姫が起きたぞーー」


誰に何を伝えてるの!!??




あ、そっか、



私捨てられた・・・・・から、ここにいるんだ。