「……分かった。屋上で」
芳樹は軽く手を振って、教室へ戻っていた。
放課後
「……暖。で、話ってなに?」
芳樹は屋上に現れ、少し首を傾げながら問いかけた。
「……俺たち、高校からの付き合いじゃん。芳樹は、俺の友達……だよね」
暖は胸もとで両手を組み、心の中で何度も「言え」と言い聞かせながら、ゆっくりと問いかける。
「当たり前じゃん。今さらなに言ってんの?」
「……そうだよな」
しばらく沈黙してから、暖は意を決して言った。
「……でも俺、お前のことが好きなんだ。ごめん……こんなこと言われたら、困るよな」
告げた直後、暖は自分を守るように視線を逸らした。
返事がない。
怖くて顔が上げられない。
――だけど、意を決して顔を上げると。
そこには、涙を浮かべている芳樹の姿があった。
「……芳樹?」
「……俺も、お前のこと……好きなんだ」
芳樹は瞬きを繰り返しながら、現実を確かめるように暖を見つめた。
次の瞬間、彼は静かに、そして力強く暖を抱きしめた。
お互いの温もりを確かめるように、しばらくそのまま何も言わず、寄り添っていた。
そのあと、二人はきちんと話し合い、付き合うことになった。
暖はこれまで話せなかった四人との出会いや共同生活のことを芳樹に伝えた。
自分のすべてを知ってもらいたかった。
そして、それを芳樹がしっかりと受け止めてくれると信じられたから。
芳樹は軽く手を振って、教室へ戻っていた。
放課後
「……暖。で、話ってなに?」
芳樹は屋上に現れ、少し首を傾げながら問いかけた。
「……俺たち、高校からの付き合いじゃん。芳樹は、俺の友達……だよね」
暖は胸もとで両手を組み、心の中で何度も「言え」と言い聞かせながら、ゆっくりと問いかける。
「当たり前じゃん。今さらなに言ってんの?」
「……そうだよな」
しばらく沈黙してから、暖は意を決して言った。
「……でも俺、お前のことが好きなんだ。ごめん……こんなこと言われたら、困るよな」
告げた直後、暖は自分を守るように視線を逸らした。
返事がない。
怖くて顔が上げられない。
――だけど、意を決して顔を上げると。
そこには、涙を浮かべている芳樹の姿があった。
「……芳樹?」
「……俺も、お前のこと……好きなんだ」
芳樹は瞬きを繰り返しながら、現実を確かめるように暖を見つめた。
次の瞬間、彼は静かに、そして力強く暖を抱きしめた。
お互いの温もりを確かめるように、しばらくそのまま何も言わず、寄り添っていた。
そのあと、二人はきちんと話し合い、付き合うことになった。
暖はこれまで話せなかった四人との出会いや共同生活のことを芳樹に伝えた。
自分のすべてを知ってもらいたかった。
そして、それを芳樹がしっかりと受け止めてくれると信じられたから。



