「・・・・」
ユリス頑張れ。お前なら成し遂げれるはずだ
ユリスのお父さんはドアの隙間から覗いて応援をしていた。ユリスは作業しながらそのまま眠ってしまったす
ユリスまだ起きてるのか早く寝ろ
ユリスのお父さんがドアを開けた
寝てるのか。そのまま寝落ちしてしまったのか。これはユリスが作ったのか。まだまだ荒削りだけどいい仕上がりだな
「パサ」
ユリスに毛布をかけてあげ電気を消した。ユリスが目が覚めたのは朝だった
あ、寝てしまってた。母さんおはよう。あれ、父さんは?
おはよう。もう、仕事に行ってしまったわ
そうなんだ
今日は材料が届くから早く行ってる
俺も手伝わないと
ユリスは急いでご飯を食べて仕事場に急いだ
父さんごめん遅くなった
遅いぞ。早く手伝え
わかった
ユリスは荷物の手伝いをした
よし後はダンボールから材料を出すだけだ
ユリスはダンボールから材料を出して棚に入れて行く
材料はやっぱり、重いな。まぁ、鉱石は貴重で取れない物もあるからな
鉱石を同じ場所に置いていく
これで大丈夫かな
ユリス、まだまだあるぞ
わかった
ユリスは次々とやっていく。荷物が全部終わったもうすぐお昼時間が近づいている
あれ、セラフィムいつもこの時間にはくるはずなのに来ないな。どうしたんだろ?
セラフィムはというとお父さんの畑仕事を手伝っていた
セラフィム、この野菜達をわけて入れていってくれ
わかった
お父さんは野菜を取っていくから
うん。わかった
セラフィムは野菜をわけていった
やっぱり、野菜をわけていくのは大変だなぁ。でも、うちの野菜が売れる事は嬉しい
セラフィムは手際よく分けていく
こんなもんでいいかな。お父さんさ出来たよ
ありがとう。もう大丈夫だから遊びに行っていいぞ
いいの?
いいぞ。これ、お小遣い
こんなにいいの?
いいよ。お母さんには内緒な
うん。ありがとう。行ってきます
気をつけて行くんだぞ
わかった
もうお昼になっていた。セラフィムは急いで人間界に降りた。人間界に着きユリスの元に向かった
あれ、ユリスがいない
ユリス今さっき出て行ったわよ
えっ。そうなんですか。ありがとうございます
いつもの海辺に向かって走る
「ハァハァハァ」
ユリス遅くなってごめん
いいよ。セラフィムに何かあったかと思った大丈夫?
う、うん。お父さんの手伝いしてたから、遅くなったの
そうなんだ。良かった
ご飯食べたの?
まだ、食べてない。セラフィムを待ってたから
そうなんだ
一緒に食べよう
うん、食べる
セラフィムとユリスは一緒にご飯を食べた。そして、ご飯を食べた後はゆっくりした
午後から仕事あるんでしょ?
今日は午後からは休めって言われたんから大丈夫
そうなんだ
うん。セラフィムは?
私も大丈夫だよ
そうなんだ、良かった
うん。何処か行く?
何処行く?
何処行こう
俺は何処でもいいよ
うーん。本当にどうしよう
そうだな。ここで話するのもありだけどな
だけど、ブラブラしたいなぁ
わかった
うん
ユリスとセラフィムは街をブラブラしたユリスはセラフィムにいい場所に連れて行った
何処行くの?
いいから来て
わかった
うん
ユリスとセラフィムは街をブラブラした。そしてユリスはセラフィムにいい場所に連れて行った
ちょっといい場所行かない?
何処に行くの?
いいからきて
わかった
セラフィムは何処に行くかわからないまんま着いて行った
何処に行くんだろう
ユリスが連れてきた場所は展望台だった
ここ登れるんだけど行く?
うん。夜になるとここは綺麗なんだよ
そうなの?
うん。いつか一緒に見ない?
うーん。考えとくね
わかった
うん
もうすぐ、夕方が近づいてきた
私もうすぐ帰らないと
そうなんだ
うん。お母さんに怒られるから
そうか。それなら帰ったほうがいいね
う、うん。今日はありがとう
いいよ。俺も楽しかったよ
私も楽しかったよ。またね
うん。またね
セラフィムは家に帰って行った。ユリスはそれを見届けていた
いつも1人で帰ってるけど大丈夫なのかな
ユリスは家に帰ってきた
ただいま
おかえり
楽しかった?
うん
お父さんを呼んでくれるかしら
わかった
セラフィムは畑に向かった
お父さん、もうすぐご飯だって
わかった。今行く
呼んできたよ
ありがとうご飯食べて
わかった
ご飯を食べてるとお父さんが帰ってきた
ただいま
おかえり
ご飯出来てるから食べて
わかった。ありがとう
「パク」
お母さんのご飯美味しいね
そうだな
よかった
お父さんあんまり感想言わないからびっくりしてるわ
そうなのか
うん
それは言葉で伝えるのは恥ずかしいからな
お父さん照れちゃって
お父さんをからかうものではないぞ
だってお父さん可愛いんだもん
早く食べなさい
はーい
セラフィムはお母さんとお皿洗いをした
セラフィム手伝ってくれてありがとう
うん。私は部屋に戻るね。おやすみ
セラフィムは2人に「おやすみ」と行って戻った
お風呂入って寝るか
お風呂に入った
「シュルル」
服を脱ぎお風呂に入る。頭を洗い身体を洗って湯船に浸かった
お風呂は気持ちいー。お風呂から見る空もいいね
お風呂の窓を開けて夜空をみていた
やっぱり夜の空が綺麗で好きだなぁ。人間界の下からみるとどんな感じなんだろうなぁ
お風呂から出て髪を乾かし電気を消してベッドに寝る
「カチッ」
「チュンチュン」
小鳥が鳴いている
ユリスは目を覚ました
おはよう
ユリス今日は忙しくなるかもな
あ、そうか祭りが来週から始まるからか
そうだな。ユリスに1つだけ話したい事がある
何?
それはなユリスが作るアクセサリーを売ってみたらどうだ?それを外でだす。それが良かったら店にもだす条件だ。どうだ?
ユリスは驚きと嬉しさがあった
えっ?!嬉しい話だけど出来るかな
自分のオリジナルアクセサリーを作ってくれ
父さんの作ってるデザインじゃなくて?
そうだ。これも勉強だ
わかった。俺、頑張ってみる。今から考えてもいい?
いいぞ
ありがとう
ユリスは自分の部屋で考える事になった
よし、考えるか。何を作るかだな。作るならピアスとネックレスと指輪だな。だけど、こんなに作れるかだな。1つに絞ってもいいんだけど
ユリスはどんな物にするか考えていた。時間も忘れてお昼になっていた。下からお母さんが叫んでいる
「ユリスお客さん」
誰?
女の子が店の前で待ってるわよ
もしかしてセラフィムかな
ユリスは下に降りた。店の前にセラフィムが待っている
あ、やっときた待ってたよ
ごめん。来週からお祭りだから父さんに自分のオリジナルを作れって言われて部屋で考えてた
そうなんだ。邪魔したらいけないから今日は1人で食べるね
大丈夫だけど、まだ考えてたいんだよな
じゃあ、ユリスの部屋で食べる
えっ、えーーー
何ビックリしてるの?
だって、俺の部屋はそんなに面白くないぞ
いいよ。お邪魔します
ちょっ、ちょっと待って散らかってるし
いいよ。ユリスの部屋何処?
ここだよ
セラフィムはユリスの部屋を勝手に開けた
「バン」
あ、ちょっと
部屋、散らかってる
ゴメン。全部、仕事の資料だからね
そうなんだ。片付けしよう座れないし
うん
ユリスの部屋を2人で片付けをする。いっぱい資料があって大変だった
捨てる物があればこのゴミ袋に入れてね
わかった
いる物、いらない物でわけてゴミ袋に入れた
こんなものかな。そっちはどう?
大丈夫だよ。手伝ってくれてありがとう
うん
セラフィムは綺麗好きなの?
うん。自分の部屋はけっこう綺麗にしてる
そうなんだ。俺は苦手だな。いつもあんな感じだな
そうなんだ
うん。ご飯食べましょう
そうだね
2人はご飯を食べる。セラフィムは何を作るか聞いてみた
ユリスは何を作るの?
ピアスか指輪かネックレスで迷ってる。1つに絞るかな。父さんみたいにいっぱい作れないし。セラフィムだったら何がいい?
私はピアスがいいかも。だけどネックレスもいいな。指輪は人によって指の太さが違うから作るにも大変そう
なるほど。ありがとう。頑張ってやってみるよ
頑張って。私、応援してるよ
決まった作る物。ピアスにしよう。後はどんなデザインするかだ
そうだね。あ、羽のデザインは?
羽のデザインはうちの店には出してないな。1個だけではいけないからな。後は店と同じデザインにするかだね
いいかもね
うん。売れるか自信はないけど
最初はそうだよ。野菜だって雨が降らなかったら育たないし
そうだね。詳しいね
私のお父さんは農家でこの街で店に行って野菜を売り出してるから
そうなんだ
うん
セラフィムのお父さん凄いね。セラフィムは跡継ぐのか?
うーん。野菜作るのは大変なんだよね
何しても大変だけどな
うん。野菜が売れてるから生活出来てるからいいけど、野菜が売れなかったら生活出来ないからね
確かにそうだな。うちの店もアクセサリーが売れないと生活厳しいからね。材料がないとそのアクセサリーは作れないし
そうだね。お互い大変だね
そうだね
今日はユリスの部屋で楽しい1日になった。そして、セラフィムは帰ろうとしたがユリスのお母さんに止められた
今日、うちでご飯食べていきなさい
「えっ⁈」
大丈夫です
あら、そうなの
そうだよ。いきなり言われると困るし
すみません。私帰るね。またね
うん。またな
セラフィムは家に帰っていった
私、あの子の名前聞いてないわ
セラフィムって名前らしいよ
いい名前ね。それに可愛い子ね
うん
ご飯にしますか
わかった
父さん、俺作る物決まった
そうか。出来そうか?
やってみないとわからないけど。やってみるよ
わかった。頑張れ
ありがとう
セラフィムは家に帰った
ただいま
おかえり
お母さん、来週遅くなるかも
どうして?
人間界でお祭りがあるから。遊びたくて
いいけど。気をつけて。遅くなる時は連絡してよ
わかった
お父さんは野菜を売るらしいけど
そうなんだ
うん。セラフィム少し手伝ってくれるか?
いいよ。午後からは遊んでいい?
いいぞ
やったー
お祭りは2日間あり。そこではいろんなお店が開かれる。違う、場所からくる人もその街でバーゲンをする
お父さんは何の野菜を売るの?
そうだな。タマネギ、トマト、大根、いろいろだな
ふーん
けっこう持って行くと思うから重いぞ
うそー
本当だ。去年もいっぱい持っていったんだがお昼前には全部売れたんだよ
だから、去年はあんなに喜んでたんだ
あぁ。お母さんも手伝ってもらったしな
そうね
今年も手伝ってくれ
わかったわ
さぁさぁ、ご飯にしましょう
いただきます
セラフィムはご飯を食べてリビングでテレビを観ている
セラフィムは何で人間界に遊びに行くのが好きなんだ?
うーん。テレビを観ていて行ってみたいって思ったの
そうなんだ。人間界は危険がいっぱいなんだぞ
それは知ってるよ。人間界に行った時、人間の奴隷が売られてたの見た事あるから
そうなんだよな。昔より少なくはなってるけど。まだまだ、減らないからな
ふーん。私も気をつけないとな
そうだな
私はお父さんとお母さんに心配させないから
わかった
私はもう部屋に戻るね
あ。後、セラフィムに言いたい事ある
何?
お父さんとお母さんの事気にしなくていいから自分の人生だから好きに生きてもいいんだぞ
私はこの家が好きだから。大丈夫だよ
そうか
うん。おやすみ
おやすみ
アナタ、セラフィムの事心配?
うん。いつか離れて行く娘を考えると少し寂しく思ってな
そうよね。いつかはあの子も離れる時期がくるのよね
そうだな
疲れたから部屋でベッドで寝る
ユリスはというと起きていた
やっぱり作るとしたらピアスとネックレスかなピアスは羽のモチーフにしよ。後はネックレスだな。涙のネックレスとかハートのネックレスかな
ユリスはだんだんと作る物が決まっていく。次はモチーフにする絵を描いていく
「カリカリ」
「シャッシャッ」
ユリスはかなり集中している
こんなもんかな。もう少し頑張るか
ユリスはデザインの絵ができ次は材料で作る
ステンレス鋼で作ってみるか。ステンレス鋼は「金属アレルギーが起こりにくい、錆びにくい、変色しない、丈夫で傷がつかない」からな
ユリスはそのまま仕事場行き作り始める
最初は溶かしてそれをハンマーで叩いて
「ジュー」
「カンカン」
それを平たくして何回も火に通してハンマーで叩く
何時間も続いたそして平になった。次は平らになった物をマジックで羽の絵を描いていらない所を機械で削った
「ガガガガガ」
後は細かい作業だ。これが1番大変な作業だ
ユリスは少し外に出た
もう朝だったんだ知らなかった。まだまだこれからだ頑張らないと
ユリスはコーヒーを入れて少し休憩をする
ユリス起きるの早いのね
おはよう、母さん。うん。夜からずっと作ってた
そうなの
うん。父さんおはよう
おはよう。ユリス少しは休め
うん。もう少ししたら休むよ
ユリス頑張れ。お前なら成し遂げれるはずだ
ユリスのお父さんはドアの隙間から覗いて応援をしていた。ユリスは作業しながらそのまま眠ってしまったす
ユリスまだ起きてるのか早く寝ろ
ユリスのお父さんがドアを開けた
寝てるのか。そのまま寝落ちしてしまったのか。これはユリスが作ったのか。まだまだ荒削りだけどいい仕上がりだな
「パサ」
ユリスに毛布をかけてあげ電気を消した。ユリスが目が覚めたのは朝だった
あ、寝てしまってた。母さんおはよう。あれ、父さんは?
おはよう。もう、仕事に行ってしまったわ
そうなんだ
今日は材料が届くから早く行ってる
俺も手伝わないと
ユリスは急いでご飯を食べて仕事場に急いだ
父さんごめん遅くなった
遅いぞ。早く手伝え
わかった
ユリスは荷物の手伝いをした
よし後はダンボールから材料を出すだけだ
ユリスはダンボールから材料を出して棚に入れて行く
材料はやっぱり、重いな。まぁ、鉱石は貴重で取れない物もあるからな
鉱石を同じ場所に置いていく
これで大丈夫かな
ユリス、まだまだあるぞ
わかった
ユリスは次々とやっていく。荷物が全部終わったもうすぐお昼時間が近づいている
あれ、セラフィムいつもこの時間にはくるはずなのに来ないな。どうしたんだろ?
セラフィムはというとお父さんの畑仕事を手伝っていた
セラフィム、この野菜達をわけて入れていってくれ
わかった
お父さんは野菜を取っていくから
うん。わかった
セラフィムは野菜をわけていった
やっぱり、野菜をわけていくのは大変だなぁ。でも、うちの野菜が売れる事は嬉しい
セラフィムは手際よく分けていく
こんなもんでいいかな。お父さんさ出来たよ
ありがとう。もう大丈夫だから遊びに行っていいぞ
いいの?
いいぞ。これ、お小遣い
こんなにいいの?
いいよ。お母さんには内緒な
うん。ありがとう。行ってきます
気をつけて行くんだぞ
わかった
もうお昼になっていた。セラフィムは急いで人間界に降りた。人間界に着きユリスの元に向かった
あれ、ユリスがいない
ユリス今さっき出て行ったわよ
えっ。そうなんですか。ありがとうございます
いつもの海辺に向かって走る
「ハァハァハァ」
ユリス遅くなってごめん
いいよ。セラフィムに何かあったかと思った大丈夫?
う、うん。お父さんの手伝いしてたから、遅くなったの
そうなんだ。良かった
ご飯食べたの?
まだ、食べてない。セラフィムを待ってたから
そうなんだ
一緒に食べよう
うん、食べる
セラフィムとユリスは一緒にご飯を食べた。そして、ご飯を食べた後はゆっくりした
午後から仕事あるんでしょ?
今日は午後からは休めって言われたんから大丈夫
そうなんだ
うん。セラフィムは?
私も大丈夫だよ
そうなんだ、良かった
うん。何処か行く?
何処行く?
何処行こう
俺は何処でもいいよ
うーん。本当にどうしよう
そうだな。ここで話するのもありだけどな
だけど、ブラブラしたいなぁ
わかった
うん
ユリスとセラフィムは街をブラブラしたユリスはセラフィムにいい場所に連れて行った
何処行くの?
いいから来て
わかった
うん
ユリスとセラフィムは街をブラブラした。そしてユリスはセラフィムにいい場所に連れて行った
ちょっといい場所行かない?
何処に行くの?
いいからきて
わかった
セラフィムは何処に行くかわからないまんま着いて行った
何処に行くんだろう
ユリスが連れてきた場所は展望台だった
ここ登れるんだけど行く?
うん。夜になるとここは綺麗なんだよ
そうなの?
うん。いつか一緒に見ない?
うーん。考えとくね
わかった
うん
もうすぐ、夕方が近づいてきた
私もうすぐ帰らないと
そうなんだ
うん。お母さんに怒られるから
そうか。それなら帰ったほうがいいね
う、うん。今日はありがとう
いいよ。俺も楽しかったよ
私も楽しかったよ。またね
うん。またね
セラフィムは家に帰って行った。ユリスはそれを見届けていた
いつも1人で帰ってるけど大丈夫なのかな
ユリスは家に帰ってきた
ただいま
おかえり
楽しかった?
うん
お父さんを呼んでくれるかしら
わかった
セラフィムは畑に向かった
お父さん、もうすぐご飯だって
わかった。今行く
呼んできたよ
ありがとうご飯食べて
わかった
ご飯を食べてるとお父さんが帰ってきた
ただいま
おかえり
ご飯出来てるから食べて
わかった。ありがとう
「パク」
お母さんのご飯美味しいね
そうだな
よかった
お父さんあんまり感想言わないからびっくりしてるわ
そうなのか
うん
それは言葉で伝えるのは恥ずかしいからな
お父さん照れちゃって
お父さんをからかうものではないぞ
だってお父さん可愛いんだもん
早く食べなさい
はーい
セラフィムはお母さんとお皿洗いをした
セラフィム手伝ってくれてありがとう
うん。私は部屋に戻るね。おやすみ
セラフィムは2人に「おやすみ」と行って戻った
お風呂入って寝るか
お風呂に入った
「シュルル」
服を脱ぎお風呂に入る。頭を洗い身体を洗って湯船に浸かった
お風呂は気持ちいー。お風呂から見る空もいいね
お風呂の窓を開けて夜空をみていた
やっぱり夜の空が綺麗で好きだなぁ。人間界の下からみるとどんな感じなんだろうなぁ
お風呂から出て髪を乾かし電気を消してベッドに寝る
「カチッ」
「チュンチュン」
小鳥が鳴いている
ユリスは目を覚ました
おはよう
ユリス今日は忙しくなるかもな
あ、そうか祭りが来週から始まるからか
そうだな。ユリスに1つだけ話したい事がある
何?
それはなユリスが作るアクセサリーを売ってみたらどうだ?それを外でだす。それが良かったら店にもだす条件だ。どうだ?
ユリスは驚きと嬉しさがあった
えっ?!嬉しい話だけど出来るかな
自分のオリジナルアクセサリーを作ってくれ
父さんの作ってるデザインじゃなくて?
そうだ。これも勉強だ
わかった。俺、頑張ってみる。今から考えてもいい?
いいぞ
ありがとう
ユリスは自分の部屋で考える事になった
よし、考えるか。何を作るかだな。作るならピアスとネックレスと指輪だな。だけど、こんなに作れるかだな。1つに絞ってもいいんだけど
ユリスはどんな物にするか考えていた。時間も忘れてお昼になっていた。下からお母さんが叫んでいる
「ユリスお客さん」
誰?
女の子が店の前で待ってるわよ
もしかしてセラフィムかな
ユリスは下に降りた。店の前にセラフィムが待っている
あ、やっときた待ってたよ
ごめん。来週からお祭りだから父さんに自分のオリジナルを作れって言われて部屋で考えてた
そうなんだ。邪魔したらいけないから今日は1人で食べるね
大丈夫だけど、まだ考えてたいんだよな
じゃあ、ユリスの部屋で食べる
えっ、えーーー
何ビックリしてるの?
だって、俺の部屋はそんなに面白くないぞ
いいよ。お邪魔します
ちょっ、ちょっと待って散らかってるし
いいよ。ユリスの部屋何処?
ここだよ
セラフィムはユリスの部屋を勝手に開けた
「バン」
あ、ちょっと
部屋、散らかってる
ゴメン。全部、仕事の資料だからね
そうなんだ。片付けしよう座れないし
うん
ユリスの部屋を2人で片付けをする。いっぱい資料があって大変だった
捨てる物があればこのゴミ袋に入れてね
わかった
いる物、いらない物でわけてゴミ袋に入れた
こんなものかな。そっちはどう?
大丈夫だよ。手伝ってくれてありがとう
うん
セラフィムは綺麗好きなの?
うん。自分の部屋はけっこう綺麗にしてる
そうなんだ。俺は苦手だな。いつもあんな感じだな
そうなんだ
うん。ご飯食べましょう
そうだね
2人はご飯を食べる。セラフィムは何を作るか聞いてみた
ユリスは何を作るの?
ピアスか指輪かネックレスで迷ってる。1つに絞るかな。父さんみたいにいっぱい作れないし。セラフィムだったら何がいい?
私はピアスがいいかも。だけどネックレスもいいな。指輪は人によって指の太さが違うから作るにも大変そう
なるほど。ありがとう。頑張ってやってみるよ
頑張って。私、応援してるよ
決まった作る物。ピアスにしよう。後はどんなデザインするかだ
そうだね。あ、羽のデザインは?
羽のデザインはうちの店には出してないな。1個だけではいけないからな。後は店と同じデザインにするかだね
いいかもね
うん。売れるか自信はないけど
最初はそうだよ。野菜だって雨が降らなかったら育たないし
そうだね。詳しいね
私のお父さんは農家でこの街で店に行って野菜を売り出してるから
そうなんだ
うん
セラフィムのお父さん凄いね。セラフィムは跡継ぐのか?
うーん。野菜作るのは大変なんだよね
何しても大変だけどな
うん。野菜が売れてるから生活出来てるからいいけど、野菜が売れなかったら生活出来ないからね
確かにそうだな。うちの店もアクセサリーが売れないと生活厳しいからね。材料がないとそのアクセサリーは作れないし
そうだね。お互い大変だね
そうだね
今日はユリスの部屋で楽しい1日になった。そして、セラフィムは帰ろうとしたがユリスのお母さんに止められた
今日、うちでご飯食べていきなさい
「えっ⁈」
大丈夫です
あら、そうなの
そうだよ。いきなり言われると困るし
すみません。私帰るね。またね
うん。またな
セラフィムは家に帰っていった
私、あの子の名前聞いてないわ
セラフィムって名前らしいよ
いい名前ね。それに可愛い子ね
うん
ご飯にしますか
わかった
父さん、俺作る物決まった
そうか。出来そうか?
やってみないとわからないけど。やってみるよ
わかった。頑張れ
ありがとう
セラフィムは家に帰った
ただいま
おかえり
お母さん、来週遅くなるかも
どうして?
人間界でお祭りがあるから。遊びたくて
いいけど。気をつけて。遅くなる時は連絡してよ
わかった
お父さんは野菜を売るらしいけど
そうなんだ
うん。セラフィム少し手伝ってくれるか?
いいよ。午後からは遊んでいい?
いいぞ
やったー
お祭りは2日間あり。そこではいろんなお店が開かれる。違う、場所からくる人もその街でバーゲンをする
お父さんは何の野菜を売るの?
そうだな。タマネギ、トマト、大根、いろいろだな
ふーん
けっこう持って行くと思うから重いぞ
うそー
本当だ。去年もいっぱい持っていったんだがお昼前には全部売れたんだよ
だから、去年はあんなに喜んでたんだ
あぁ。お母さんも手伝ってもらったしな
そうね
今年も手伝ってくれ
わかったわ
さぁさぁ、ご飯にしましょう
いただきます
セラフィムはご飯を食べてリビングでテレビを観ている
セラフィムは何で人間界に遊びに行くのが好きなんだ?
うーん。テレビを観ていて行ってみたいって思ったの
そうなんだ。人間界は危険がいっぱいなんだぞ
それは知ってるよ。人間界に行った時、人間の奴隷が売られてたの見た事あるから
そうなんだよな。昔より少なくはなってるけど。まだまだ、減らないからな
ふーん。私も気をつけないとな
そうだな
私はお父さんとお母さんに心配させないから
わかった
私はもう部屋に戻るね
あ。後、セラフィムに言いたい事ある
何?
お父さんとお母さんの事気にしなくていいから自分の人生だから好きに生きてもいいんだぞ
私はこの家が好きだから。大丈夫だよ
そうか
うん。おやすみ
おやすみ
アナタ、セラフィムの事心配?
うん。いつか離れて行く娘を考えると少し寂しく思ってな
そうよね。いつかはあの子も離れる時期がくるのよね
そうだな
疲れたから部屋でベッドで寝る
ユリスはというと起きていた
やっぱり作るとしたらピアスとネックレスかなピアスは羽のモチーフにしよ。後はネックレスだな。涙のネックレスとかハートのネックレスかな
ユリスはだんだんと作る物が決まっていく。次はモチーフにする絵を描いていく
「カリカリ」
「シャッシャッ」
ユリスはかなり集中している
こんなもんかな。もう少し頑張るか
ユリスはデザインの絵ができ次は材料で作る
ステンレス鋼で作ってみるか。ステンレス鋼は「金属アレルギーが起こりにくい、錆びにくい、変色しない、丈夫で傷がつかない」からな
ユリスはそのまま仕事場行き作り始める
最初は溶かしてそれをハンマーで叩いて
「ジュー」
「カンカン」
それを平たくして何回も火に通してハンマーで叩く
何時間も続いたそして平になった。次は平らになった物をマジックで羽の絵を描いていらない所を機械で削った
「ガガガガガ」
後は細かい作業だ。これが1番大変な作業だ
ユリスは少し外に出た
もう朝だったんだ知らなかった。まだまだこれからだ頑張らないと
ユリスはコーヒーを入れて少し休憩をする
ユリス起きるの早いのね
おはよう、母さん。うん。夜からずっと作ってた
そうなの
うん。父さんおはよう
おはよう。ユリス少しは休め
うん。もう少ししたら休むよ

