5:配信ラジオ番組『ザ・キャットテイルジル猫実とmouse and keys根津美義(ねづみよし)の背水の陣ラジオ』202■年9月■日配信回より抜粋(文字起こし)

N「先日はね、野音公演!大盛況だったじゃないですか」

J「おお!ありがとうありがとう」

N「僕も行きましたよ〜」

J「ねえ!律儀に挨拶来てくれて!いつもこんなふうに可愛い後輩やっててくれたらいいんだけど(笑)」

N「それは兄さん、言わない約束(笑)」

N「野音は7年ぶり?意外とお久しぶりですねえ」

J「そうなんですよお!すっかり足が遠のいて。疫病とか、あと例の事故の影響とかもあって、ライブ自体できない時期もありましたしね」

N「でも全くそんなふうに見えない。完全に兄さんたちのものだった、野音が」

J「ありがとう」

N「ただね、お天気だけねえ」

J「そうね、台風一過だったんですよ。一過じゃないかまだ。過ぎ去る前。ちょっと雨雲が残っていて、本番始まってもお客さんみんな雨合羽で」

N「でもねえ、兄さんが一発シャウトしたら、ピッカーン!」

J「アハハ(笑)」

N「ヤバいですよあれは。観に来てたバンド仲間もそうですけど、巷じゃ噂になってますよ?」

J「巷って(笑)噂になるほど巷では知られてないバンドですけどね、ザ・キャットテイルは」

N「いやいや兄さん、エゴサしてくださいよ『ジル猫実』で!」

J「名前でエゴサはしませんねえ。バンド名ではね、事務所社長として世間の評判は知っておかないとですから」

N「みんな言ってるんですよ、ジル猫実様は“ご機嫌怪獣”だって」

J「アッハハ!怪獣〜?」

N「ええ!ジル猫実が不機嫌になると天変地異が起こる、ジル猫実がご機嫌で歌うと晴天になるって」

J「なんでだよ(笑)まあ不機嫌はともかくとして、怪獣レベルの晴れ男ではありますね、昔から」

N「いいな〜。うちの野外ライブにも来てもらおうかな、毎回」

J「お?ギャラは弾めよ?(笑)」

N「(笑)」

N「いや、でも本当にジルさんって情緒安定してますよね。いつもご機嫌だなという印象があります」

J「いやいやいや、私にも落ち込む日ぐらいありますよ。じゃなかったらこんなアコギな商売してないし。ただ、周囲の人には恵まれているなと思いますね。メンバーであれスタッフであれ、可愛い後輩であれ(笑)優しい仲間たちに支えられて機嫌良く暮らしています。みんな天変地異が怖いから私に優しくしてくれるんですかね?」

N「いやいや(笑)」