15:ドキュメンタリー番組『■■■■■■■■■■』202■年■月■日/■月■日放送回 『ロックスターの不在〜或るロックンロールバンドの悲劇と復活の日(前後編)』放送内容(番組公式サイトより引用)
202■年■月、結成20年を迎えたロックバンド・ザ・キャットテイルは、バンド史上最大の危機に見舞われていた。とあるロックフェスに出演した際、舞台上の特効装置の誤作動によって予期せぬタイミングで炎が噴出、あろうことかボーカル・ジル猫実が火柱を浴びてしまったのだ。
身体はもちろん顔まで炎に呑まれたジルは意識不明の重体に。幸い軽いケガで済んだ4人のメンバーたちは、バンドの大黒柱が不在となった現状を、独白のようにカメラの前で語り始める。ちょうどバンドは所属事務所を独立したばかり。小学生の頃からジルとの付き合いがあるキーボード担当・ギャツビー石川は彼の代わりにスタッフをまとめ、漕ぎ出したばかりの会社を動かし始める。同じくジルとは幼なじみであるドラマーの紺野ヒロミは不安を断ち切るべく、取り憑かれたようにドラムの鍛錬に勤しんでいた。中途加入の最年少メンバーであるベーシストの九條ジュンは、自身が加入する前の音源を身体に叩き込むように聴き続け、バンドのブレーンであるギタリストの春原佳久は、集中治療室で眠り続けるジルのもとへ日々足を運ぶ。
「馬鹿でしょう、あいつ。でもね、俺たち、決めちゃったんですよ。あの馬鹿とバンドやっていくって」
春原が語る、愚直なまでに“ロックンロールバンド”へ向き合い続けるフロントマン・ジル猫実の素顔。そして、彼の一時の不在へ向き合うバンドメンバーそれぞれの思いと生き様に迫る。
202■年■月、結成20年を迎えたロックバンド・ザ・キャットテイルは、バンド史上最大の危機に見舞われていた。とあるロックフェスに出演した際、舞台上の特効装置の誤作動によって予期せぬタイミングで炎が噴出、あろうことかボーカル・ジル猫実が火柱を浴びてしまったのだ。
身体はもちろん顔まで炎に呑まれたジルは意識不明の重体に。幸い軽いケガで済んだ4人のメンバーたちは、バンドの大黒柱が不在となった現状を、独白のようにカメラの前で語り始める。ちょうどバンドは所属事務所を独立したばかり。小学生の頃からジルとの付き合いがあるキーボード担当・ギャツビー石川は彼の代わりにスタッフをまとめ、漕ぎ出したばかりの会社を動かし始める。同じくジルとは幼なじみであるドラマーの紺野ヒロミは不安を断ち切るべく、取り憑かれたようにドラムの鍛錬に勤しんでいた。中途加入の最年少メンバーであるベーシストの九條ジュンは、自身が加入する前の音源を身体に叩き込むように聴き続け、バンドのブレーンであるギタリストの春原佳久は、集中治療室で眠り続けるジルのもとへ日々足を運ぶ。
「馬鹿でしょう、あいつ。でもね、俺たち、決めちゃったんですよ。あの馬鹿とバンドやっていくって」
春原が語る、愚直なまでに“ロックンロールバンド”へ向き合い続けるフロントマン・ジル猫実の素顔。そして、彼の一時の不在へ向き合うバンドメンバーそれぞれの思いと生き様に迫る。

