感想ノート

  • 感想ノート、失礼します。

    退屈で平凡な日々を過ごす雪と、自分の運命に逆らおうとする花火。
    くじらさんが描かれる登場人物たちは、本当に二人が出会わなければならなかったのだと思わせてくれることが多く、他人だったはずの二人の、人生の歯車がかみ合って動き出していく瞬間がとても素敵だと思います。
    雪の感情が大きく動いて花火を助けにいく場面なんて、まさに一人の人生の価値観が変わった瞬間のように感じました。
    花火の選択も、愛が溢れているからこそ美しく切ないものだと思いました。
    最後にタイトルが回収されるのも綺麗で好きです。
    この先、また雪の人生から色が消えることがあったとしても、あの儚くて小さな光が道しるべとなり、雪を救ってくれるのだろうと思えるものでした。

    素敵な物語を、ありがとうございました!

    碓氷澪夜 2025/11/17 12:01

    読んで頂きありがとうございます!!
    くぅぅ……!!いつも本当に嬉しいお言葉を…!!
    2人にしか紡げない2人だからこその物語、私自身凄い憧れというか美しさや儚さを感じていて、とても大切にしている軸の1つなんです。
    今回もそれを感じて頂けてホッとしております(*^^*)
    重ねてにはなりますが、読んで頂きまた素敵な感想を頂き、ありがとうございました!

    作者からの返信 2025/11/18 23:55

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