「いい子にお留守番してましたか?」
俺を見る。


なんだそれ、可愛い。


いい子にしてました。
「食べちゃうぞ」


凛が「へ?」って顔をする。


「やべ間違えた」
心の声と口に出す台詞間違えた。
さっきまで涙ちょちょ切れながら、凛への真っ直ぐな気持ちを書き連ねていたというのに、本人を前にした途端これである。