姿見で見る。やっぱり、私には似合わない。
脇のはみ出たお肉をつまむ。
やっぱり、やめよう。こんなの佑月くんに見られてたまる……か……
「っ!?なんで勝手に入ってくんの!」
ガラッとドアが開いて、佑月くんが部屋に勝手に入ってきた。
「やだ、やっぱり脱ぐっ……。」
体を隠そうとした手を握られて、壁に押さえつけられる。さすがに、力では、男の人に敵わない。
「なんで隠しちゃうの。すっげえ可愛い。」
佑月くんの目の色が変わる。
「あ……。」
佑月くんの顔が近づいてくる。
「あ、ちょっと待って。」佑月くんの肩をそっと押し返す。「ご飯が冷めちゃう……。」
「もういいよ。」
私の抵抗むなしく、佑月くんが私の腰を抱き寄せて、首にキスをした。
