2025年、春
佑月くんが私の前に止まる。目が、合う。それから、佑月くんが私を指さした。
「えっ。」
頭が真っ白になる。
佑月くんが、私を指さして、それから自分のこめかみのあたりを触る。あ、私が着けてる髪飾りのことかな。私は、佑月くんのメンバーカラーである青色の髪飾りをつけていた。
私がその髪飾りに触れると、佑月くんが、ウンって頷いて、マイクを外して、口パクで”かわいい”って言った。
え————。
会場の声援、歌声が遠のいてゆく。
生まれて初めてこんな至近距離——といっても2mくらいだけど——で見る佑月くんはあまりにもかっこよくて、一瞬時が止まった。
佑月くんを推し続けてかれこれ5年。今日、はじめてファンサをもらいました————。
佑月くんが私の前に止まる。目が、合う。それから、佑月くんが私を指さした。
「えっ。」
頭が真っ白になる。
佑月くんが、私を指さして、それから自分のこめかみのあたりを触る。あ、私が着けてる髪飾りのことかな。私は、佑月くんのメンバーカラーである青色の髪飾りをつけていた。
私がその髪飾りに触れると、佑月くんが、ウンって頷いて、マイクを外して、口パクで”かわいい”って言った。
え————。
会場の声援、歌声が遠のいてゆく。
生まれて初めてこんな至近距離——といっても2mくらいだけど——で見る佑月くんはあまりにもかっこよくて、一瞬時が止まった。
佑月くんを推し続けてかれこれ5年。今日、はじめてファンサをもらいました————。
