2025-10-05
『秋』
少し涼しくなった秋。
君の服装が変わった。
半袖を着ていた君は
長袖を着てしまった。
これまで見えていた肌の露出度が
極端に減ってしまったから嬉しい。
少し、夏は不安を抱いていた。
肌を見せることで変に見られ。
僕という彼氏がいるにも関わらず
他の男性からの視線が増えそうで。
だから涼しくなって本当に良かった。
外では長袖を着ている君だけれども。
部屋ではまだ半袖を着ているから
僕だけが君を見られる特権みたく。
過去に束縛をされた経験があるから
彼女を束縛したくないと思っている。
だから「露出しないで」と言えなかった。
この世界に季節が存在していて良かった。
寒くなれば、可愛い理由も増える。
萌え袖も手を繋ぐ口実も何もかも。
夜、散歩をしていたときに君が
「寒いから手繋ごう?」と言う。
ポケットに手を入れていた僕の手は
温もりに満ちていて手を繋いだ瞬間。
「わ、温かい!」と君が笑ってくれた。
「わ、冷たい!」と僕が言ってみると。
「温めてよ~」とこちらを見てくる。
「僕はストーブかよ」とツッコむと。
「あはは」と笑ってくれたから。
「あはは」と僕も笑顔になれた。
君と笑い合えるこの季節が気に入っている。
また来年も、同じように笑い合っていたい。
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『秋』
少し涼しくなった秋。
君の服装が変わった。
半袖を着ていた君は
長袖を着てしまった。
これまで見えていた肌の露出度が
極端に減ってしまったから嬉しい。
少し、夏は不安を抱いていた。
肌を見せることで変に見られ。
僕という彼氏がいるにも関わらず
他の男性からの視線が増えそうで。
だから涼しくなって本当に良かった。
外では長袖を着ている君だけれども。
部屋ではまだ半袖を着ているから
僕だけが君を見られる特権みたく。
過去に束縛をされた経験があるから
彼女を束縛したくないと思っている。
だから「露出しないで」と言えなかった。
この世界に季節が存在していて良かった。
寒くなれば、可愛い理由も増える。
萌え袖も手を繋ぐ口実も何もかも。
夜、散歩をしていたときに君が
「寒いから手繋ごう?」と言う。
ポケットに手を入れていた僕の手は
温もりに満ちていて手を繋いだ瞬間。
「わ、温かい!」と君が笑ってくれた。
「わ、冷たい!」と僕が言ってみると。
「温めてよ~」とこちらを見てくる。
「僕はストーブかよ」とツッコむと。
「あはは」と笑ってくれたから。
「あはは」と僕も笑顔になれた。
君と笑い合えるこの季節が気に入っている。
また来年も、同じように笑い合っていたい。
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