「ねえ、どこから来たの?」
「きっとあなたの知らない遠い、遠い場所からかな」
7月30日
夏休み、本格的に夏の暑さが増してきた今日この頃
僕は夏休みの山奥にある祖父母宅に訪れていた。
大学の研究である夏に流れる流星群ペルセウス流星群についてのレポートを完成させるためだ。
ペルセウス流星群とは、7月半ばから8月の終わりごろにかけて流れる流星群のことであり、もっとも多く流れ星が出現するのは
8月12日の夜23時からから翌日の午前4時頃と言われている。僕の研究することは二つある。
一つ目はその日の天気や気温などによっての流れ星の違いについて調べること
二つ目は流れ星が出現する時期だけ現れるとされている魂について調べること
魂なんて現れないし、見えないと思っていた。
けれど僕は出会った。
艶がある長い髪
すらっとした華奢な体
見ているとどこか遠くに引き込まれそうな目
風によってふわりと音を立ててなびく巫女装束
出会って気づいてしまった。
僕はペルセウス流星群が流れる日に再び恋してしまったんだ。
音という存在すら忘れる静かなこの場所で最初に言葉を発したのは僕だった。
「星がきれいですね。」
「流れ星が見られそうですね。」
あぁ、本当だったんだ。
願いの巫女は存在する。
「きっとあなたの知らない遠い、遠い場所からかな」
7月30日
夏休み、本格的に夏の暑さが増してきた今日この頃
僕は夏休みの山奥にある祖父母宅に訪れていた。
大学の研究である夏に流れる流星群ペルセウス流星群についてのレポートを完成させるためだ。
ペルセウス流星群とは、7月半ばから8月の終わりごろにかけて流れる流星群のことであり、もっとも多く流れ星が出現するのは
8月12日の夜23時からから翌日の午前4時頃と言われている。僕の研究することは二つある。
一つ目はその日の天気や気温などによっての流れ星の違いについて調べること
二つ目は流れ星が出現する時期だけ現れるとされている魂について調べること
魂なんて現れないし、見えないと思っていた。
けれど僕は出会った。
艶がある長い髪
すらっとした華奢な体
見ているとどこか遠くに引き込まれそうな目
風によってふわりと音を立ててなびく巫女装束
出会って気づいてしまった。
僕はペルセウス流星群が流れる日に再び恋してしまったんだ。
音という存在すら忘れる静かなこの場所で最初に言葉を発したのは僕だった。
「星がきれいですね。」
「流れ星が見られそうですね。」
あぁ、本当だったんだ。
願いの巫女は存在する。
