ひめひまアイドル日記2

私、相沢日葵は地味で弱気な中学三年生。
それに比べて妹の姫莉は人気アイドル!
欲張りで恋愛にも頑張り屋さんな姫に憧れているのに、なかなか行動に移せない。
ネガティブな思考のせいでなかなか前に進めなかった私。
そして、私にはもう一つ、秘密があった。
それは、元カレが国民的アイドルの蓮ということ。
蓮と私は八王子の中学で、一年間付き合っていたんだ。
でも、蓮の「アイドルになりたい」という夢を優先するため別れたの。
ある日、幼馴染の翔が帰って来たんだ!
オーストラリアにいたはずの翔は、お父さんが社長の超・セレブ。
マンションもうちと全然違くて、びっくりしたな。
姫は私が「蓮じゃなくて翔が好き」と思ってると考えてるらしい…
本当はそんなのじゃなくて、ただの友達なのに。
私たちは蓮と付き合う前以来の恋バナ決行!
楽しく終わるはずだったのに、姫が急におかしくなってしまったんだ。
「秘密言い合いっこ」で、私は「アイドルと俳優の蒼空くん」が好きと打ち明けた。
私は推し活をしているんだ!
そして、その蒼空くんは蓮のお兄さんだったの。
でも、蒼空くんの話をすると、姫は機嫌が悪くなってしまうんだ。
どうして⁉
たずねてみると、姫はキレてしまった!
意味が分からないままもじもじしていると、姫が今年で二回目の家出!
いつもと同じように、何も言えず謝ってばかりの私がとてもみっともなくて、私は姫に反発したんだ。
それでも、姫は全く聞く耳を持たない。
悲しくて、泣いてしまう私はすごく弱かった。
お父さんとお母さんが亡くなる直前のように。
思い出したくなくても思い出してしまう記憶が頭から離れない。
お腹がすいて、コンビニに行こうとマンションの裏道を一人で通る私。
でも、そこに翔が居たんだ。
一緒にコンビニに行った後、翔は私が顔色悪いことに気づいたみたい。
姫のことを話すと、翔はなにか怒ったようにこぶしを握ったんだ。
「よし、復讐しに行こう!」
翔は姫がいるところを知っているの⁉
言われるがままに姫がいるホテルに行くと、そこには蒼空くんの姿。
もしかして、姫と付き合っていたの⁉
悲しくて、泣いてしまう私を見て、姫は頭を下げた。
「日葵ちゃん、アイドルになりたいんでしょ」
私の本当の夢に気づいていた姫。私はたくさん泣いてしまったんだ。
アイドルになると決めた私。
大事な人と大事な思い出を胸に、相沢日葵・頑張ります!