朝になって、頭の近くで鳴るスマホのアラーム音で、ぼんやりと意識が浮上する。
いつも寝坊しないように爆音に設定しているが、今日はその爆音すら無視できてしまいそうなくらい瞼が重い。
「太陽!おーい!」
「んぁ〜」
「アラーム!!うっさい、早く止めろ」
オレの警告音のようなビービーというアラーム音を聞いた雄太郎が身体を揺すってくる。
ほらっ、と促されて、大きくあくびをしながらアラームを止めた。
「朝ご飯行くぞ」
「うーん?」
ぽやぽやとした頭のまま二段ベッドから出る。
スマホをジャージのポケットに入れて、雄太郎と2人で部屋を出た。
「なぁ、太陽。いつもより寝癖すごいことになってる」
「ふわぁ〜。別にいーの。オレは学校行くまでにイケメンになってっからぁ〜」
寝癖のついたオレの髪を珍しそうに見る雄太郎に適当な返事をした。
「そりゃ、ユウちゃんの髪は寝癖つきにくいんだろーけどさー」
直毛気味な雄太郎の髪質に「いいよなー」なんて思いながら、肩を組んで体重をかけてやろうと雄太郎の肩に腕を回した。
「う、わあああ」
雄太郎と肩を組んだ瞬間、ビクッと身体を跳ねさせて大声をあげてしまった。
「なにっ、太陽!」
オレの大声を聞いた雄太郎が、驚いて更に大きな声を出す。
自分から肩を組んでおいて、腕全体に伝わってきた雄太郎の存在に反応してしまった。
「な、んも……ない。ごめん」
朝から意識しすぎだ。
さっきまでぼんやりしていたはずの頭も冴えてきて、心臓だってドキドキしてきた。
肩を組むなんて何百回としてきたはずなのに、雄太郎に触れてる部分が熱い。
雄太郎の肩の筋肉と体温、ゴツゴツした太い鎖骨の感触に腕全体が敏感になる。
(うわっ。オレ、やっぱ……)
雄太郎のことが好きなのかもしれないと思うと、これまで何気なくしていた軽いスキンシップでさえ過剰に反応してしまう。
しかも、今のは確実に自業自得だ。
「はっ、早く飯食って、学校行こっ」
そう言って、雄太郎をぐいぐいと食堂へ連れて行き、急いで朝飯を胃袋の中に詰め込んだ。
いつも寝坊しないように爆音に設定しているが、今日はその爆音すら無視できてしまいそうなくらい瞼が重い。
「太陽!おーい!」
「んぁ〜」
「アラーム!!うっさい、早く止めろ」
オレの警告音のようなビービーというアラーム音を聞いた雄太郎が身体を揺すってくる。
ほらっ、と促されて、大きくあくびをしながらアラームを止めた。
「朝ご飯行くぞ」
「うーん?」
ぽやぽやとした頭のまま二段ベッドから出る。
スマホをジャージのポケットに入れて、雄太郎と2人で部屋を出た。
「なぁ、太陽。いつもより寝癖すごいことになってる」
「ふわぁ〜。別にいーの。オレは学校行くまでにイケメンになってっからぁ〜」
寝癖のついたオレの髪を珍しそうに見る雄太郎に適当な返事をした。
「そりゃ、ユウちゃんの髪は寝癖つきにくいんだろーけどさー」
直毛気味な雄太郎の髪質に「いいよなー」なんて思いながら、肩を組んで体重をかけてやろうと雄太郎の肩に腕を回した。
「う、わあああ」
雄太郎と肩を組んだ瞬間、ビクッと身体を跳ねさせて大声をあげてしまった。
「なにっ、太陽!」
オレの大声を聞いた雄太郎が、驚いて更に大きな声を出す。
自分から肩を組んでおいて、腕全体に伝わってきた雄太郎の存在に反応してしまった。
「な、んも……ない。ごめん」
朝から意識しすぎだ。
さっきまでぼんやりしていたはずの頭も冴えてきて、心臓だってドキドキしてきた。
肩を組むなんて何百回としてきたはずなのに、雄太郎に触れてる部分が熱い。
雄太郎の肩の筋肉と体温、ゴツゴツした太い鎖骨の感触に腕全体が敏感になる。
(うわっ。オレ、やっぱ……)
雄太郎のことが好きなのかもしれないと思うと、これまで何気なくしていた軽いスキンシップでさえ過剰に反応してしまう。
しかも、今のは確実に自業自得だ。
「はっ、早く飯食って、学校行こっ」
そう言って、雄太郎をぐいぐいと食堂へ連れて行き、急いで朝飯を胃袋の中に詰め込んだ。



