忌み夜の花嫁は雨を待つ

和風ファンタジー

忌み夜の花嫁は雨を待つ
作品番号
1759076
最終更新
2026/03/31
総文字数
27,255
ページ数
3ページ
ステータス
完結
いいね数
0
雨を降らせし鬼は、人の造形をしており、月のない夜に人の血を吸って生息している

◇珠子(たまこ)
 忌みの鬼
 結婚を目前に呪詛のかかった獣の血を浴びせられ、生きたまま鬼となった。
 赤い瞳を持ち、半世紀もの間、16のままの姿で過ごしている

◇信玄(しんげん)
 久我家の末息子
 異国の血が混ざっており、透き通った青い瞳を持つ
 幼い頃、忌みの鬼の人身御供になるため、珠子の元へ訪れた

◇八代(やしろ)
 信玄の側近
 珠子のことが嫌いで、姿を見るたび嫌そうな顔をしているが、時たま信玄の命令により、珠子の護衛になる。

◇雪花(せっか)
 信玄が自らの身を挺して守ろうとした大切な人
あらすじ
深い深い山の奥の閉ざされた空間で『忌みの鬼』と恐れられ、半世紀が過ぎたころ、人の世では繰り返し天災が人々を苦しめていると言われていた。
 そんなある日、お供え物のそばに小さな少年がしゃがんでいて、自分は人身御供だと言い張り、どれだけ拒んでも居座り続けた。
 やがて時は経ち、忌みの鬼は毒を盛られ、三年間の眠りにつくことになった。
 弟のように時を共にした、少年の手によって、鬼は殺されることとなった。

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