「恋愛指数が……? レンブラント様の恋愛指数が、最高値なの? けれど、彼はリディア以外の女性と親しく話しているところなんて、私は今までに見たことなんてないわよ」
あまり大きな声では言えない話題に共に会場の隅に移動しながら小声でそう言ったイーディスは、私からレンブラント様の話を聞いて、とても戸惑っているようだ。
彼女が何を言わんとしているのか、私にだって理解出来る。
レンブラント様は婚約者の私以外の女性には、ほぼまともに話をしていない。
だというのに、そんな彼が誰に対し恋愛指数最高値になるほど、誰を好きになっているんだろうと、疑問に思ってしまっているのだろう。
それは……私だって、まったく同じ思いだわ。
私以外、レンブラント様の周囲には居ないと思っていた。ことあるごとに冷たく接してくれるから、それほど好かれていないことも心地よかった。
けれど、二人以外の第三者がもし居るとしたら、話が変わって来てしまうだろう。
あまり大きな声では言えない話題に共に会場の隅に移動しながら小声でそう言ったイーディスは、私からレンブラント様の話を聞いて、とても戸惑っているようだ。
彼女が何を言わんとしているのか、私にだって理解出来る。
レンブラント様は婚約者の私以外の女性には、ほぼまともに話をしていない。
だというのに、そんな彼が誰に対し恋愛指数最高値になるほど、誰を好きになっているんだろうと、疑問に思ってしまっているのだろう。
それは……私だって、まったく同じ思いだわ。
私以外、レンブラント様の周囲には居ないと思っていた。ことあるごとに冷たく接してくれるから、それほど好かれていないことも心地よかった。
けれど、二人以外の第三者がもし居るとしたら、話が変わって来てしまうだろう。



