こんな奴はろくでもないことをするに、決まっているのに!
「おい。少し優しくしてやれば、生意気なのも良い加減にしろよ。ジュリアスはジュリアスでも、俺が逆らえないあの男は、ここには居ないんだからな!」
両手首はしっかりと握られているから、足をばたつかせてもびくともしない。男女の体格差をここで思い知らされてしまった。
「もうっ……いい加減にしてよ!!」
叫んだ瞬間に急に手を離されたので、私は思わず尻餅をついてしまった。いきなり変わった目線の先には、逆にジュリアスに詰め寄られているエセルバードの姿。
首元を掴まれて木に押し付けられて、足は浮いている。
二人とも高い背丈は変わらないけど……ジュリアスが、腕を伸ばしてエセルバードを軽々と持ち上げているんだ。
「っ……離せ! 俺を誰だと思っている!」
「女性への暴力行為は……いい加減にされた方がよろしいんじゃないですか。父上もさすがに庇いきれなくなりますよ」
「お前。なんだと……うるさい! うるさい! もし、それ以上、何か言ってみろ。お前を破滅させてやるからな!」
「おい。少し優しくしてやれば、生意気なのも良い加減にしろよ。ジュリアスはジュリアスでも、俺が逆らえないあの男は、ここには居ないんだからな!」
両手首はしっかりと握られているから、足をばたつかせてもびくともしない。男女の体格差をここで思い知らされてしまった。
「もうっ……いい加減にしてよ!!」
叫んだ瞬間に急に手を離されたので、私は思わず尻餅をついてしまった。いきなり変わった目線の先には、逆にジュリアスに詰め寄られているエセルバードの姿。
首元を掴まれて木に押し付けられて、足は浮いている。
二人とも高い背丈は変わらないけど……ジュリアスが、腕を伸ばしてエセルバードを軽々と持ち上げているんだ。
「っ……離せ! 俺を誰だと思っている!」
「女性への暴力行為は……いい加減にされた方がよろしいんじゃないですか。父上もさすがに庇いきれなくなりますよ」
「お前。なんだと……うるさい! うるさい! もし、それ以上、何か言ってみろ。お前を破滅させてやるからな!」



