だとしたら、さっさと用件を先に聞いた方が良いのかも……。
「お前は……ジュリアスジュリアスと……そんなにも、あの男が良いのか?」
「あの、言いたいことがわかりません……何が言いたいんですか?」
そんなわかりきった質問を、今改めて聞いてどうするつもりなんだろう。
「どうせ……お前はジュリアスの父親が、国民からなんと呼ばれているか知らないだろう……異世界から来たんだ。あの男は汚れた英雄と呼ばれ、その息子と結婚すれば苦労が続くだろう」
え。綺麗な青い目がキラキラしているだけ、イケメンの無駄遣い。
もしかして、これを私に伝えたかったの?
「……別にそうだとしても、エセルバード……殿下に関係なくないですか? 祝福の能力のない私は魔物退治さえこなしてしまったら、異世界に帰ろうがジュリアスと結婚しようが、殿下にはどうでも良くないですか?」
真剣に問いかけた私に、エセルバードはふんっとわかりやすく鼻を鳴らした。
「お前。俺は知っているんだ。聖女の祝福がもう使えるんだろう? ……どんな能力だ。特殊な発動方法か? どうして、わかっているのに騎士団に明かさない?」
「お前は……ジュリアスジュリアスと……そんなにも、あの男が良いのか?」
「あの、言いたいことがわかりません……何が言いたいんですか?」
そんなわかりきった質問を、今改めて聞いてどうするつもりなんだろう。
「どうせ……お前はジュリアスの父親が、国民からなんと呼ばれているか知らないだろう……異世界から来たんだ。あの男は汚れた英雄と呼ばれ、その息子と結婚すれば苦労が続くだろう」
え。綺麗な青い目がキラキラしているだけ、イケメンの無駄遣い。
もしかして、これを私に伝えたかったの?
「……別にそうだとしても、エセルバード……殿下に関係なくないですか? 祝福の能力のない私は魔物退治さえこなしてしまったら、異世界に帰ろうがジュリアスと結婚しようが、殿下にはどうでも良くないですか?」
真剣に問いかけた私に、エセルバードはふんっとわかりやすく鼻を鳴らした。
「お前。俺は知っているんだ。聖女の祝福がもう使えるんだろう? ……どんな能力だ。特殊な発動方法か? どうして、わかっているのに騎士団に明かさない?」



