今の今まで、私の聖女の祝福については「一体、今回は何だろうね?」ととある約一名除き、皆で不思議がり首を傾げていたんだけど……まさかの……これって、もしかして!
私とキスをしたら、相手が若返っちゃうの!? 嘘でしょ。これから先、誰ともキス出来なくなっちゃうじゃん!!
うら若き乙女としては、これからの人生における大問題勃発なんですけど!!
「あ……聖女様。ほら。見てください。先ほどの傷もこの通り……ありがとうございます」
まさかの『聖女の祝福』にこれから先のことを思いどうしようと、私は両手で頬を挟んで悶えていた。
ついさっきまで美中年だった団長がまるで魔法にかけられたように美青年になり、そんな彼に至近距離で微笑まれて私の心は簡単にとろけて落ちてしまった。
え。やだ……格好良い。金色で長めの前髪から透けて見える、薄い緑色の目も綺麗。
団長は悪気なく切れてしまっている服を軽く持ち上げて、ついさっきまでだらだらと血が出ていたはずの筋肉質な脇腹を見せていた。
どうやら彼が若返ったついでに、深い切り傷まで治せてしまったのかもしれない。
私とキスをしたら、相手が若返っちゃうの!? 嘘でしょ。これから先、誰ともキス出来なくなっちゃうじゃん!!
うら若き乙女としては、これからの人生における大問題勃発なんですけど!!
「あ……聖女様。ほら。見てください。先ほどの傷もこの通り……ありがとうございます」
まさかの『聖女の祝福』にこれから先のことを思いどうしようと、私は両手で頬を挟んで悶えていた。
ついさっきまで美中年だった団長がまるで魔法にかけられたように美青年になり、そんな彼に至近距離で微笑まれて私の心は簡単にとろけて落ちてしまった。
え。やだ……格好良い。金色で長めの前髪から透けて見える、薄い緑色の目も綺麗。
団長は悪気なく切れてしまっている服を軽く持ち上げて、ついさっきまでだらだらと血が出ていたはずの筋肉質な脇腹を見せていた。
どうやら彼が若返ったついでに、深い切り傷まで治せてしまったのかもしれない。



