「僕がこうして若返っている理由は、これが僕の体力や能力の全盛期の姿だからです。あの花もそうです。現に二回目キスしても蕾にはならなかったでしょう? 怪我が治ってしまうもそうです。力が注がれるので、その副作用とでも言いますか」
「……あ。確かに、あの枯れた花はそうだった」
私は真面目な顔で語るジュリアスの言葉に何度も頷いた。
確かにそうだ。だって、もしこの祝福の能力が何かの時間を戻すというのなら、蕾やはたまた種になってしまってもおかしくないもの。
「あの小箱は、きっと悪しき力に封印されていたのでしょう。だから、由真は昏睡しているかのように眠ってしまったんです」
「聖なる力で……かき消したから?」
あの小箱は今思うと、黒く薄汚れていたようだった。けど、封印を解けば真新しい生木の小箱になっていた。もしかしたら、あの汚れが悪しき封印?
「そうです。そして、折れた聖剣が綺麗に修復されたことから、僕は確信を得ました。聖剣は普通なら折れるはずがないんですが、由真が僕にくれた指輪の守護者がとても強いようでして……」
「……あ。確かに、あの枯れた花はそうだった」
私は真面目な顔で語るジュリアスの言葉に何度も頷いた。
確かにそうだ。だって、もしこの祝福の能力が何かの時間を戻すというのなら、蕾やはたまた種になってしまってもおかしくないもの。
「あの小箱は、きっと悪しき力に封印されていたのでしょう。だから、由真は昏睡しているかのように眠ってしまったんです」
「聖なる力で……かき消したから?」
あの小箱は今思うと、黒く薄汚れていたようだった。けど、封印を解けば真新しい生木の小箱になっていた。もしかしたら、あの汚れが悪しき封印?
「そうです。そして、折れた聖剣が綺麗に修復されたことから、僕は確信を得ました。聖剣は普通なら折れるはずがないんですが、由真が僕にくれた指輪の守護者がとても強いようでして……」



