ヒロ:「…キス…したのか?」
駿:「するわけないだろ! だって…」
ヒロを抱きしめる駿
駿:「オレが好きなのはヒロなんだから」
ヒロ:「駿…」
ー そう、このキラキラ王子こと高原駿とオレ成瀬大翔は付き合っているのだ
駿:「ヒロ、ヤキモチ焼いてくれたの?」
ヒロ:「え? いや…えっと…」
ヒロは前髪を上げられ、顔を近付けグイグイ迫ってくる駿にドキドキし顔が真っ赤になる
駿:「ヒロ…かわいい」
ヒロ:「ちょっ…ちょっと待て」
駿:「こんなかわいいヒロ見せられて待てないよ」
ヒロ:「ダメだって…あ~もう…ねーちゃん!!!」
亜湖:「チッ! バレてたか」
屋上のドアを開け顔を出す亜湖
駿:「亜湖~~ぉ」
亜湖の顔を見てガクっと肩を落とす駿
亜湖:「もうちょっとだったのになぁ」
ヒロ:「いい加減にしろよな! いつもコソコソ覗きやがって」
亜湖:「だってあんたたちのために駿の偽彼女役やってあげてるんだから
それくらいいいじゃん!あんたが駿と付き合ってるの秘密にしたいって言うから」
ヒロ:「そうだけど…それにしても さっきのはやり過ぎだ」
亜湖:「だってこいつわかりやすいじゃん! ヒロのこと全身で好き好き言ってる」
駿:「え?! オレそんなわかりやすい?」
そう言ってヒロを見る
カーっと真っ赤になるヒロ
駿:フフ…かわいいなヒロ
そう思いながらヒロの頭を撫でる駿
亜湖:「おーーーーっ」
間近でBLを見てテンションが上がる亜湖
ヒロ:「駿やめろ」
亜湖に見られ恥ずかしそうに駿の手を払い除けるヒロ
シュンとする駿
ヒロ:「でも ねーちゃんには感謝してる。駿はこんなキラキラ王子なのに偽彼女の
おかげでキャーキャー騒がれてはいるけど女の子が寄ってこない。だけどねーちゃん…
駿に触り過ぎだ!」
亜湖:「な~にヒロ、ヤキモチ?」
駿は目を輝かせ嬉しさ全開
ヒロ:「なっ…んなわけないだろ!」
駿:「えー、んなわけないの?」
ヒロ:「うっ…いやそれは…」
亜湖:「ちょっと駿、うちのかわいい弟困らせないで…って言いたいけど、いい! そういう
感じもまたいい!」
二人の醸し出す雰囲気にキュンキュンする亜湖
