ユウキとコーヘイには初めてのラブホテル。内装の美しさに感動を覚えながら、ドキドキが止まらない。
さっきゲロを吐いていた口にキスしたとかそもそもなぜあそこにひとりで放置されていたのかなんて、とっくの前にどうでもよくなっていた。
女は先にお風呂に入った。ユウキとコーヘイは不思議そうな感じだった。
「なぁ俺たち3Pするのかな?」
「いやいや、そんなベッチじゃないだろ」
「確かに雰囲気はそうだけど、実際この状況は?」
「あれだよ。今から風呂から出て、俺かお前のどっちを抱くか結果発表するんだろ」
「負けたら?」
「外で待つんじゃない?」
「なるほど」
女が風呂から出てきた。
2人のドキドキは最高潮だった。こんな夜ならもっと色々準備しておけば良かったと後悔しながら女の行動を見守った。
女はユウキとコーヘイを見て、少し驚いたような動揺したような感じがした。女は2人に聞く。
「えーと、私たちどこで会った?」
質問の意図をイマイチ分からなかったが、
「なんかラブホテルがたくさんある地帯のところに吐きながらうずくまってて、それを俺が介補したって感じです」
コーヘイはそう答えた。
「あーそう」
女はタバコに火をつけると、
「じゃ2人もお風呂入ってきて」
「2人で、ですか?」
「うん、私準備あるし」
2人は風呂場に向かった。車いすでは入れない為、コーヘイはユウキの体を抱えて風呂場に入った。2人は全裸になり、シャワーを浴びようとした時、入口のところからバタンと扉の閉まるような音が聞こえた。2人は顔を見合わせた。
「ちょっと俺見てくるわ」
コーヘイは風呂場を出た。
そこにはもう誰もいなかった。女の脱いだ服も鞄も無い。
もぬけの殻となった美しい室内。裸のコーヘイだけがそこに立っていた。
コーヘイは風呂場に戻り、椅子に座った裸のユウキの顔を見た。
「帰ろっか」
外はもう朝だろか。
さっきゲロを吐いていた口にキスしたとかそもそもなぜあそこにひとりで放置されていたのかなんて、とっくの前にどうでもよくなっていた。
女は先にお風呂に入った。ユウキとコーヘイは不思議そうな感じだった。
「なぁ俺たち3Pするのかな?」
「いやいや、そんなベッチじゃないだろ」
「確かに雰囲気はそうだけど、実際この状況は?」
「あれだよ。今から風呂から出て、俺かお前のどっちを抱くか結果発表するんだろ」
「負けたら?」
「外で待つんじゃない?」
「なるほど」
女が風呂から出てきた。
2人のドキドキは最高潮だった。こんな夜ならもっと色々準備しておけば良かったと後悔しながら女の行動を見守った。
女はユウキとコーヘイを見て、少し驚いたような動揺したような感じがした。女は2人に聞く。
「えーと、私たちどこで会った?」
質問の意図をイマイチ分からなかったが、
「なんかラブホテルがたくさんある地帯のところに吐きながらうずくまってて、それを俺が介補したって感じです」
コーヘイはそう答えた。
「あーそう」
女はタバコに火をつけると、
「じゃ2人もお風呂入ってきて」
「2人で、ですか?」
「うん、私準備あるし」
2人は風呂場に向かった。車いすでは入れない為、コーヘイはユウキの体を抱えて風呂場に入った。2人は全裸になり、シャワーを浴びようとした時、入口のところからバタンと扉の閉まるような音が聞こえた。2人は顔を見合わせた。
「ちょっと俺見てくるわ」
コーヘイは風呂場を出た。
そこにはもう誰もいなかった。女の脱いだ服も鞄も無い。
もぬけの殻となった美しい室内。裸のコーヘイだけがそこに立っていた。
コーヘイは風呂場に戻り、椅子に座った裸のユウキの顔を見た。
「帰ろっか」
外はもう朝だろか。
