滑らかな肌、男らしい肩と胸、そして私を真っ直ぐに見つめるその瞳に、鼓動が早まる。

「ねえ、景文。」

私はそっと声をかけた。

「今日は、私に――愛されて。」

「えっ?」

驚いたように目を見開く景文に、私は微笑む。そして静かに、自らの衣も脱ぎ捨て、彼の上にそっと跨った。

「……おっ、これは……いい眺めだ。」

唇を噛みしめるようにそう言った景文に、私は顔を寄せる。

「いつも守ってくれてありがとう。今日は、私があなたを包み込む。」

そう言うと私は、景文の熱を下から貰った。

「あぁん……」

そして自分で景文の上で腰を動かす。

「はぁ……翠蘭……持って行かれる……」

よかった。私の愛し方で景文が悦んでいる。

「景文、もっと?」

「もっと……翠蘭が欲しい。」

私の下で吐息を吐く彼が愛おしい。

「うっ……翠蘭、もう我慢できない。」

景文が両腕で私の腰を掴む。

「翠蘭、愛している。」

その瞬間、私の中に景文の熱が解き放たれた。

「ああっ!」

少しの間が空いて、私は景文の上にぐったりと倒れる。

「私も……あなたを愛している……」

そう、彼の耳元で囁いた。