霞の魂は、冥の闇の中で再び燃え上がる。

 憎しみと愛、悲しみと希望が交錯するその心は、やがて冥の未来を揺るがす大きなうねりとなっていく。

 

 それは、冥の王妃とともに歩む新たな試練の始まりに過ぎなかった。