二人が指輪を交換すると、桜の木から光が放たれ、花びらが天に舞い上がった。国民が歓声を上げ、聖域は祝福の光に満ちた。 儀式の後、葵と焔夜は神殿の裏庭で二人きりになった。月光の下、桜の木が静かに揺れる中、焔夜は葵を抱き寄せ、初めて深くキスした。 葵は目を閉じ、彼の温かさに身を委ねた。 「焔夜様…幸せすぎて、夢みたい」 焔夜は葵の髪を撫で、囁いた。 「これは夢ではない。汝と私の、永遠に続く現実だ」