「月経が始まってからは地獄でしかなかった。毎月毎月叩きつけられるんだ。俺はもう男には″戻れないんだ″って現実と、それでもどうしても認めることができない自分はきっと化け物なんだろうって絶望をね。まるで月経が始まるのを待ってたみたいにさ、父には俺が女であることを物理的に教え込まれたよ」
「それって…」
「いわゆるパパ活、みたいなもんかな。お前にもまだ価値があるんだってことを教えてやるんだから感謝しろって。お前みたいな奴をここまで面倒見てやったんだから恩返ししろって。あの頃の俺は一家の稼ぎ頭だったなぁ」
他人事みたいに、面白くなんかないのに疵を隠すように笑う紅華を見ていられなかった。
「実の親なんでしょ…そんなの犯罪じゃん!許せない…」
「それって…」
「いわゆるパパ活、みたいなもんかな。お前にもまだ価値があるんだってことを教えてやるんだから感謝しろって。お前みたいな奴をここまで面倒見てやったんだから恩返ししろって。あの頃の俺は一家の稼ぎ頭だったなぁ」
他人事みたいに、面白くなんかないのに疵を隠すように笑う紅華を見ていられなかった。
「実の親なんでしょ…そんなの犯罪じゃん!許せない…」
